ミゲル・ロドリゲスを完全移籍で獲得
デポルティーボ・アラベスは、FCユトレヒトからミゲル・ロドリゲスを完全移籍で獲得したことを公式発表しました。契約期間は今後5シーズンとなる2031年までとなります。クラブは、メンディソロサでの補強の優先事項の一つであったこの選手の獲得のために、オランダのクラブに対して250万ユーロの移籍金を支払いました。これにより、今夏のアラベスにとってはビレ・コスキ、ミケル・ロドリゲスに続く3人目の新戦力補強となります。
クラブのフロント陣は、彼のプレースタイルがチームのニーズに完璧に合致していると評価しています。クラブは公式のプレスリリースにおいて、『スピード、突破力、攻撃の才能をもたらす』と紹介しており、さらに『攻撃的なポジションでの多用性、スピード、そしてラインを破る能力は、デポルティーボ・アラベスのプレースタイルに合致するプロフィールである』と、アタッキングサードで決定的な仕事ができるウイングとしての期待を寄せています。ピッチ上では、右サイドでアンヘル・ペレスと激しいポジション争いを繰り広げることになりますが、左サイドや中央のポジションでもプレーできる多用性を兼ね備えています。
2003年生まれで現在23歳のガリシア州レドンデラ出身であるミゲル・ロドリゲスは、セルタ・デ・ビーゴのカンテラで育ちました。わずか17歳という若さでラ・リーガのトップチームデビューを果たし、セルタでは32試合に出場して2ゴール2アシストという記録を残しました。その後、オランダのエールディビジであるユトレヒトへレンタル移籍し、そこでの輝かしいデビューと活躍が認められ、ユトレヒトが完全移籍で買い取っていました。オランダでは46試合に出場して10ゴール3アシストという見事な成績を残し、さらにヨーロッパリーグでも8試合に出場して2ゴールをマークしています。スペインの年代別代表の経験も持ち、まだ成長の余地を十分に残していることから、今回の5年契約はアラベス側からの大きな信頼の証と言えます。
また、この移籍に関してセルタ・デ・ビーゴにも経済的な動きがあります。ユトレヒトは以前、セルタから約150万ユーロで買い取りオプションを行使していましたが、セルタは選手の保有権の50%を引き続き保持していました。そのため、今回アラベスが支払った250万ユーロの移籍金の中から、セルタにも一定の利益が分配される形となっています。
選手本人はすでにアラベスでの新たな挑戦に意欲を燃やしており、新しいチームメイトたちとも顔を合わせています。ファンに向けてもSNS等を通じて、『こんにちは、アラベスファンの皆さん。ここに来られて、始めるのがとても楽しみです。行こう、グロリオソ』と、愛称を交えながら熱いメッセージを送りました。
今後の予定として、ミゲル・ロドリゲスはすでにナバタで行われているチームのプレシーズン合宿に合流しています。この合宿は8月1日まで実施される予定で、キケ・サンチェス・フローレス監督の指揮の下、ビトリアに帰還するまでの6日間、新しいチームメイトと寝食を共にして戦術理解や連携を深めていくことになります。なお、ファンやメディアに向けた公式な入団プレゼンテーションは、チームがビトリアに戻った来週に開催される予定です。(via MARCA)(via SPORT)(via ElDesmarque)(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
本日は、オランダでの武者修行を経て成長した有望なウイング、ミゲル・ロドリゲスの完全移籍加入が唯一にして最大のニュースとなりました。キケ・サンチェス・フローレス監督のチームにとって、攻撃のオプションを増やす重要な5年契約の大型補強となります。プレシーズン合宿での連携構築に期待が高まります。