ブタルケでの第2節アラベス戦 プレビューと開幕セビージャ戦での逆転負け

⚽ ラージョ・バジェカーノは、ラ・リーガEAスポーツ2026/27シーズンの第2節において、デポルティーボ・アラベスと対戦します。開幕戦となったセビージャFCとのアウェイゲームでは、一時はリードしたものの悔しい逆転負けを喫するという不運なデビューとなっており、仕切り直しを図る今節は何が何でも勝ち点3を獲得したいところです。しかし、ピッチ外で生じた深刻なスタジアム問題によって本拠地バジェカスを使用できなくなり、レガネスのホームであるブタルケを代替地として試合を行うこととなりました。対戦相手のアラベスは開幕ヘタフェ戦で3-0の快勝を収めて暫定首位に立っており、勢いのあるチームとのタフな対決が予想されます。キックオフは現地時間8月20日の21:00に予定されており、DAZNにて生中継されます。(via SPORT)

マドリード州政府の仮処分却下とバジェカススタジアム使用禁止の真相

🏢 今節のホームゲームが本拠地エスタディオ・デ・バジェカスではなくブタルケで行われることとなった背景には、行政との複雑な対立があります。マドリード州政府は、7月28日にバジェカススタジアムのライセンスや使用権の差し止めを含む仮処分を執行しました。クラブはこの処分に対抗するため、州政府が求めるすべての関連書類を提出し、何としてでもホームサポーターの前でアラベス戦を開催できるように、仮処分を撤回するための要請を行ってきました。しかし、州政府はこの解除申請を無情にも却下しました。州政府はスタジアムの安全基準や施設管理、法令遵守に関する未解決の問題を却下の主な理由に挙げており、これによりクラブは急遽代替スタジアムを模索せざるを得ない苦境に立たされました。(via SPORT) (via Mundo Deportivo)

ラ・リーガが延期申請を却下しブタルケでの代替開催が正式決定

🛡️ マドリード州政府からの最終却下通知を受け取ったラージョのフロントは、試合前日の19日午後に、ラ・リーガに対して第2節アラベス戦の開催延期を正式に申請しました。しかし、ラ・リーガ側はこれを認めず、申請を速やかに却下する通知を出しました。ラ・リーガの判断によると、今回の事象は規則上に定められた延期事由や不可抗力、あるいは関係当局による試合自体の強制的な開催不可処分には該当しないとのことです。ラ・リーガが代替スタジアムとして特別に承認したレガネスの本拠地ブタルケ(収容人数約14,700人)が試合を開催可能な状態にあるため、当初の予定通り8月20日木曜日の21:00から試合を行うことが確定しました。(via Mundo Deportivo)

1部唯一のオンライン販売なしが招いたチケット販売の混乱

🎟️ 本拠地が使用できない不便に加えて、ラージョのクラブ運営における時代遅れの販売システムがファンの大きな怒りと混乱を煽っています。ラージョは、ラ・リーガ1部の全20クラブの中で唯一、インターネットを利用したオンラインチケット販売システムを導入していない非常に遅れた環境にあります。そのため、代替地となるブタルケでの観戦を希望するホームサポーターは、猛暑の中でスタジアムのチケット販売窓口へ直接足を運び、物理的に紙のチケットを並んで購入しなければならないという、大きな不便を強いられています。このクラブの不手際と時代遅れの運営に対し、チケットを求めて殺到したファンから非難の嵐が巻き起こっています。(via SPORT)

サポーターグループが代替開催に怒りのボイコットを呼びかけ

📢 クラブ幹部の不始末や、チケット販売における対応のずさんさに、ラージョの最も熱狂的な一部のサポーターグループが限界を迎えました。彼らは、レガネスのブタルケに足を運んで試合を観戦することはクラブの怠慢な姿勢を容認することになるとして、アラベス戦のスタジアム観戦を全面的に拒否し、ファンに対して現地へ行かないようSNSなどで呼びかける激しいプロテスト(抗議活動)を開始しました。サポーターのボイコットが呼びかけられたことで、試合当日のブタルケのスタンドには、本来埋まるはずの何千もの席が空席のままとなり、チームは不気味な静寂の中でホームゲームを戦わざるを得なくなる可能性が懸念されています。(via ElDesmarque)

チケット未提供を理由にアラベス役員会がVIPボックス出席ボイコットを発表

🤝 ラージョのチケット対応の遅れは、ついに対戦相手であるデポルティーボ・アラベスとの深刻な外交問題へと発展しました。ラージョ側は、スタジアム変更やセキュリティ規定の手続きの遅れを言い訳に、アウェイであるアラベスファン向けのチケットを1枚も提供しない決定を下しました。これに対してアラベスは、ファンが排除されたことに対して『到底受け入れることのできない不当な決定だ』と猛烈に避難する公式声明を出し、これに対する抗議の意思を示すため、ブタルケのVIPエリアにおけるラージョとの共同観戦をボイコットすることを決定しました。かつてバジェカスでも同様のチケット問題を起こしていたラージョは、他クラブとの関係維持においても大きな打撃を受けています。(via ElDesmarque) (via SPORT)

新加入ジョージア代表ウイングのツィタイシュヴィリが語る家族的なクラブの魅力

🇬🇪 ピッチ外が混乱に満ちる中、新しくチームに加わったギオルギ・ツィタイシュヴィリの言葉がファンの心を明るくしています。フランスのメッツとの契約を終えてフリーエージェントとなり、アルバロ・ガルシアやデ・フルートス、フラン・ペレスら実力者ひしめくウイング陣の競争相手として加入したジョージア代表ウイングは、クラブの公式動画でスペイン語での挨拶に挑戦しました。かつてグラナダに短期間在籍したこともある彼は、次のように語りました。

『私が幼い頃、いつもスペインのラ・リーガの試合を観ていました。今ここでプレーできることが本当に幸せです。』

また、チームの雰囲気や自身の目標についても、熱い想いを語っています。

『チームはとても家族のような素晴らしい集団です。私たちはすべての活動を一緒に行い、ロッカールームでもピッチの上でも毎日たくさん話し合って1つになっています。今の私の最初の目標はできるだけ早くこの街と戦術に適応することです。もちろん試合に勝つことは重要ですが、フットボールにおいて常に勝ち続けることはできません。勝つ時も負ける時も、私たちは常に一丸となって戦います。バモス、ラージョ!』 (via MARCA)

主力のペップ・チャバリアとノーベル・メンディの売却を公式に同時発表

💸 新戦力ツィタイシュヴィリの獲得と全く同日、ラージョのディレクター陣はチームの戦力バランスを調整し財政を整えるために、2人の主力の放出を公式に発表しました。左サイドバックとしてチームを支えたペップ・チャバリア、および将来性のある若きセンターバックであったノーベル・メンディの2選手が、移籍市場での取引によって他クラブへと完全売却されることが正式に決まりました。この2選手の売却による移籍金はクラブの財政制限をクリアし、新たな補強やツィタイシュヴィリをはじめとする登録手続きをスムーズに進めるための貴重な軍資金として充てられることになります。(via MARCA)

ロビーニョの18歳息子ホビーニョ・ジュニオール獲得に向けたセビージャとの争奪戦

🇧🇷 移籍市場の閉幕まであと2週間を切る中、ラージョは非常に魅力的なタレントの獲得交渉を水面下で進めています。そのターゲットは、かつてレアル・マドリードなどで活躍した元ブラジル代表ロビーニョの息子であり、サントスFCのファーストチームで18歳にして頭角を現したアタッカー、ホビーニョ・ジュニオールです。

⚡ 彼は父親と同様に右・左両方のサイドで極めて高いスピードと突破力を発揮する両利きのウイングであり、トップ下もこなします。昨年プロ契約を結んだものの、2026年に入ってからサントスでの出場機会が著しく減少しているため欧州移籍を模索しており、ラージョとセビージャFC、さらにはイタリアのジェノアが獲得を狙って交渉に名乗りを上げています。取引は、ラージョにとっても比較的負担の少ない「安価なレンタル料と適度な給与負担、そして多額の買い取りオプション」の形態が模索されており、移籍市場最終盤のサプライズとして大きな注目を集めています。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

バジェカススタジアムの使用停止処分に伴うブタルケへの代替開催や、時代遅れのチケット販売、アウェイファンへのチケット未提供に起因するアラベス役員会のボイコットなど、ピッチ外ではフロント運営の未熟さが招いた大混乱に見舞われているラージョ・バジェカーノ。しかしピッチ上では、新星ツィタイシュヴィリの家族的なチームへの忠誠心あふれる合流や、大物ホビーニョ・ジュニオール獲得に向けたセビージャとの熱い交渉など、1部での生き残りをかけた確かな情熱が燃え盛っています。