ギル・マリンCEOが激白した「フリアン救済プラン」とバルサへの完全な決別宣言

モナコでのチャンピオンズリーグ抽選会後に取材に応じたアトレティコの最高経営責任者であるミゲル・アンヘル・ヒル・マリーン氏は、フリアン・アルバレスが現在置かれている窮状に深く同情しつつも、クラブの威信をかけた絶対的な一線を引きました。ヒル・マリーン氏はフリアンの現状について『フリアンは今、本当に精神的にひどい状態にある。なぜなら、彼を騙して混乱させるようなお粗末な行動を取った人々がいたからだ。私は彼をよく知っており、長い時間をかけて共に働いてきた。彼は素晴らしい人間であり、並外れたプロであり、偉大なサッカー選手だ。しかし、完全に周囲に惑わされており、人生でもキャリアでも極めて困難な局面に立たされている。本当に気の毒に思う』と語りました。その上で、クラブとしての最大の希望は残留であるとしつつも、フリアンがマドリードの環境に耐えられなくなった場合の代替案を準備していると認めました。CEOは『私個人の夢であり、クラブの明確な意図は、彼がこれからもアトレティコに留まり、ピッチでその素晴らしい力を証明し続けてくれることだ。世界のトップと競うためには、彼のような超一流の選手が絶対に欠かせない。だが、万が一彼自身が「マドリードに留まりアトレティコでプレーし続けることは精神的に不可能だ」という結論に至ったならば、我々は他の選択肢を模索するだろう。ただし、その移籍先がFCバルセロナになることは絶対にあり得ない。これについては最後まで方針を変えるつもりはない』と極めて強い口調でバルサへの禁輸措置を宣言しました。アトレティコは、バルセロナが5月末に提示した総額1億ユーロの6回分割払いという到底受け入れられないオファーを即座に却下しており、バルセロナに対しては5億ユーロの契約解除金満額の一括支払い以外での移籍は一切認めない姿勢を貫いています。 (via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

去就問題で大きく揺れるアトレティコ・マドリードですが、明日に迫る難敵セビージャとの大一番に向けて、満身創痍の状態で戦術準備を進めています。フリアン・アルバレスを巡る場外戦はレジェンドたちの発言やアーセナル指揮官の言葉、さらにフロントの毅然とした態度により、いよいよ最終局面へと突入。どのような決着を迎えるにせよ、クラブの威信とピッチ上の勝利をかけた熱い週末が幕を開けようとしています。