悩めるエースの現状!PKストップで不調が際立つチュペテに募る焦燥感
今シーズンのマラガCFにおいて、4試合でわずか1ゴールという深刻な得点力不足が続いている。その唯一の得点はカルロス・ルイス「チュペテ」がPKから決めたものだが、そのエースに今、焦りと重圧が重くのしかかっている。
チュペテはレバンテ戦の前半9分、自身が獲得した決定的なPKのチャンスでキッカーを務めた。彼はそれまでPKを5回連続で成功させており、圧倒的なキック精度を誇っていたが、この日は中央を狙った不用意なシュートを選択。これが相手GKマシュー・ライアンのセーブに阻まれた。その後のこぼれ球を自ら押し込んでゴールネットを揺らしたものの、競り合いの際に腕を使って相手を突き飛ばしたとしてファウルを取られ、ゴールは無効に。このシーンが、彼の現在の空回りする精神状態を如実に表していた。
チュペテは前々節のサンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦で、フリーキックのキッカーを巡ってチームメイトのハイタムとピッチ上で激しい口論を展開。ベンチのスタッフやピッチの仲間に向けて不満を爆発させる態度を見せたため、試合後にフネス監督から厳しい個別の指導を受けていた。
フネス監督はこのレバンテ戦を前に、チュペテとの間で話し合いを持ったことを公表している。
『彼とも、そしてチーム全員ともその件についてしっかりと話をした。フットボールの世界では、最終的な決断や結果はピッチの上が物語る。こうした問題はトレーニングの場でしっかりと話し合い、解決していくべきものだ。私たちを繋ぐ強い信頼関係があるからこそ、お互いに言いたいことを率直に、かつ明確に伝え合うことができる。だからこそ、彼も私の意図を深く理解してくれた』と語り、信頼を示す形でレバンテ戦もスタメンに送り出した。
しかし、ピッチに立ったチュペテは依然として元気がない様子を見せ、試合全体を通じて無気力な動きに終始。パス成功率はわずか59%と精細を欠き、イライラした表情でボールをロストする場面が目立った。チームの攻撃を一身に背負う若きエースが、1部リーグという高い壁とプレッシャーを乗り越え、昨季のような冷静な決定力を取り戻すためには、早急なメンタル面の切り替えが必要とされている。(via MARCA, SPORT)