バエナの完全覚醒とビルバオ戦最新情報

セビージャ戦で圧巻の2ゴールを挙げ、1-3での大勝に大きく貢献したアレックス・バエナが、昨季の苦難を乗り越えて完全復活を遂げています。

バエナは今季3試合で3ゴールをマークし、昨季46試合で記録した全得点数(2点)を早くも更新しました。昨季はアトレティコへの適応に苦しみ、12月2日のバルセロナ戦以来、約8ヶ月以上も得点から遠ざかっていました。筋肉系の怪我によりスタメンの座を失い、フィジカルとメンタルの両面で調子を崩して専門家のサポートを受けていた時期もありましたが、2026年ワールドカップでの優勝が大きな転換点となりました。

自身の役割について、バエナは次のように語っています。

『自分だけでなく、ジュリアーノ、ガンイン、そしてルックマンも最前線のポジションを務めることができる。過去の試合ではルックマン(モラ)が入って素晴らしいプレーを見せてくれたが、今回は自分にその役割が巡ってきて、非常に良い結果を残すことができた。まさに、アレックス・バエナとしての本来の姿を見せることができたと感じている。このチームには非常に高い得点力がある。フォワード陣が手薄だと世間で言われている状況であっても、私たちは3試合で7つのゴールを決めている。全員がチームにゴールという形で貢献できる十分な能力を備えている。これまで自分自身の得点力をひた隠しにしていたけれど、確かにその力は持っている。』

さらに、W杯優勝によるメンタル面の変化についてこう続けました。

『W杯という大舞台を終えたことで、精神的に大きく成長できた。現在の自分は非常に高い自信に満ち溢れている。世界チャンピオンになった人間であれば、誰もが自己への信頼を高めることができるはずだ。あの素晴らしいワールドカップでの戦いを経て、この良い流れを絶対に切らさないようにしたい。今後もチームにさらに多くの貢献を果たすためにハードワークを続け、この調子を維持していきたい。』

シメオネ監督もバエナの成長を称賛しつつ、さらなる向上を求めています。

『バエナがワールドカップで優勝を飾り、指揮官からの絶大な信頼を得て全試合に出場したという経験は、彼の心や頭にとって非常に大きな刺激とインパクトをもたらした。その素晴らしい自信が、今の彼のピッチ上でのプレーや献身的な姿勢となってチームに還元されている。私たちは彼にこのようなパフォーマンスを求め続けている。そして最も困難なのは、この高い水準のプレーを常に維持させることであり、私たちは彼に対してそれを厳しく要求していくつもりだ。』

セビージャ戦では、守備時に5バック、攻撃時に3トップへ変形するシステムが機能し、右サイドでイ・ガンインとジュリアーノ・シメオネが頻繁にポジションを入れ替える流動的な攻撃が効果を発揮しました。バエナはその中で最前線として君臨し、パス成功率90%を記録するなど攻撃を牽引しました。

アトレティコは次節、土曜日に敵地サン・マメスで行われるアスレティック・ビルバオ戦に臨みます。現在、チームの負傷者は筋肉系の負傷からの回復を待つアレクサンダー・セルロートのみとなっており、フリアン・アルバレスもビルバオ戦で実戦復帰する見通しです。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

移籍市場閉幕が間近に迫る中、アトレティコはジョナサン・デイヴィッドの獲得合意に近づく一方で、フリアン・アルバレスを巡る表裏の移籍劇や精神的ケアの問題に揺れています。しかしピッチ上では、復活を遂げたアレックス・バエナがチームを牽引しており、次節のアスレティック・ビルバオ戦に向けて着実に爪を研いでいます。