プレミア超巨額市場を凌駕するパブロ・バリオスの「5億ユーロ」の価値とディエゴ・パブロ・シメオネの保護管理術

今夏の移籍市場でプレミアリーグの資金力が猛威を振るう中、アトレティコ・マドリードが誇る最大の宝が高騰を続けています。マンチェスター・ユナイテッドは今夏、ブライトンからカルロス・バレバを7590万ユーロ、チェルシーからアンドレイ・サントスを5630万ユーロで獲得し、中盤の補強に合計1億3220万ユーロという巨額を費やしました。しかし、メトロポリターノで行われた直接対決において、アトレティコの8番パブロ・バリオスが見せた圧巻のゲームコントロールの前には、その高額ボランチコンビもかすんで見えました。💎

パブロ・バリオスの契約に設定されている契約解除金は5億ユーロですが、彼がピッチ上で提供する価値は金額以上のものがあります。今夏プレミアリーグの強豪クラブがボランチ獲得に投じた上位5選手の総額は5億8200万ユーロにのぼり、マンチェスター・シティのエンゾ・フェルナンデス(1億4500万ユーロ)、マンチェスター・ユナイテッドのエリオット・アンダーソン(1億3500万ユーロ)、トッテナムのサンドロ・トナーリ(1億800万ユーロ)やマテウス・フェルナンデス(9900万ユーロ)、シティのアイユーブ・ブアディ(9500万ユーロ)といった高額移籍が相次ぎました。しかし、試合のテンポを操る戦術眼、絶妙なパスや力強い推進力、そして先制ゴールを決める決定力を兼ね備えたパブロ・バリオスのパフォーマンスは、これらの高額補強選手たちと比較しても頭一つ抜き出ています。⚽️

アトレティコにとってクティ・ロメロが守備陣の絶対的リーダーであるならば、パブロ・バリオスはチームの未来と勝利を左右する中盤の心臓です。それだけにシメオネ監督が最も神経を尖らせているのが、彼のコンディション維持と負荷管理です。昨シーズン、コパ・デル・レイ決勝やチャンピオンズリーグ準決勝アーセナル戦といった大一番でパブロ・バリオスを欠いた苦い経験があり、今季もすでに負傷で1ヶ月間(3試合)の離脱を余儀なくされました。指揮官は前節アラベス戦やマンU戦でも見られたように、どれほど絶好調であっても60分前後でベンチに下げてプレー時間を調整する徹底した過密日程対策を講じており、シーズンの最重要局面へ向けて彼の身体を保護することに注力しています。 (via MARCA)