レアル・マドリードに渡った18歳の超新星アレクシス・シリアがデビューすれば300万ユーロの臨時ボーナス
深刻な資金不足によって補強が難航しているセビージャのフロントにとって、今週末、信じられないような多額の臨時ボーナス(現経の直接注入)が舞い込んでくる可能性が非常に高まっています。そのカギを握るのが、かつてセビージャのカンテラで怪物的な才能を発揮し、今年1月にレアル・マドリードのユースへと移籍していった18歳の超新星、アレクシス・シリア(Alexis Ciria)です。
シリアはマドリードの育成組織に加入後、わずか数ヶ月でBチームへと昇格。さらに今夏に就任したジョゼ・モウリーニョ監督の目にとまり、プレシーズンマッチで大暴れを見せたことで、なんと今週末に行われるエスパニョール戦のトップチーム公式戦の招集メンバーに見事登録されました。
実は、セビージャの当時のスポーツディレクション部門は、シリアを放出せざるを得なかった際、非常に画期的で巧妙な契約条項をマドリードとの間に結んでいました。それは『将来、シリア選手がレアル・マドリードのトップチームの公式戦において、リーグ戦やカップ戦を問わず1秒でも公式ピッチに立ってデビューを飾った瞬間、レアル・マドリードはセビージャFCに対して、特別追加ボーナスとして300万ユーロのキャッシュを即座に支払わなければならない』というものです。
もしエスパニョール戦、あるいは近いうちにモウリーニョ監督が彼をピッチへ送り出せば、セビージャの金庫には即座に300万ユーロが振り込まれることになります。市場の閉幕まで残り数日となり、あと4人の獲得を完了させるために10万ユーロ単位での資金調整に奔走しているナバロSDにとって、この300万ユーロは、すべての補強案件を一気に成立させることのできる奇跡のライフラインとなります。 (via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
セビージャFCは、敵地サン・マメスでアスレティック・ビルバオを1-3で破り、ロペテギ時代以来5年ぶりとなる開幕2連勝で暫定首位グループに立つ最高のスタートを切りました。前半11分のユーリの一発退場をめぐる論争はあるものの、カンテラーノのオソが1ゴール1アシストと全得点に関与する大活躍を見せ、後半には交代枠を巧みに操ったガルシア・プラザ監督の神采配により、エジュケとイサーク・ロメロがゴールを重ねて試合を決定づけました。しかし、監督が「実質16人」と嘆くように極めて手薄なスカッド事情は深刻であり、電撃加入したジョージア代表MFコチョラシュヴィリに続く、残り数日での追加補強が不可欠です。ルベン・バルガスの売却交渉やマルク・ギウ獲得へのアプローチ、そして元カンテラのアレクシス・シリアのレアル・マドリードデビューに伴う300万ユーロの臨時ボーナス獲得の行方など、市場閉幕に向けたフロントの最後の攻防が今シーズンのチームの命運を分けます。