物議を醸す審判の大誤判 マーク・アグアドの同点弾を導いた幻のコーナーキックとVARの不介入

リアソールでの開幕戦は非常に素晴らしい引き分けであった一方で、ピッチ外では試合後のメディアにおいて、審判による極めて重大で前代未聞の大誤判をめぐる論争が勃発しています。

問題となっているのは、76分にアグアドのヘディングシュートによる劇的な同点弾が生まれる直前のコーナーキックの判定です。

試合後のメディアが提供した詳細なスタッツ映像や、複数のカメラアングルによる決定的な証拠によると、実はボールがエンドラインを越えてピッチの外に出る直前、ボールに最後に触れたのは、デポルティボの選手ではなく、エルチェのヘルマン・バレラでした。彼の膝に直撃してボールが外に出ていたため、本来であれば主審のエルナンデス・マエソ氏はコーナーキックではなく、デポルティボ側のゴールキックを指示すべきでした。

しかし、ピッチ上の主審はコーナーキックを指示。さらに、この直後のセットプレーから直接同点ゴールが生まれたため、この誤った判定の決定的な重要性が浮き彫りになりました。

規定においては、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)は、コーナーキックとゴールキックの明らかな誤判に対しても、それが直後のゴールの機会に直接繋がっている重大なエラーであれば、フィールド上の主審の決定を覆すために介入・修正を行うことが可能であるとされています。しかし、この場面においてVARから主審への一切の連絡や介入が行われなかったため、この誤った判定がそのままスルーされる形となりました。

相手メディアからは次のような非常に厳しい批判と非難が投げかけられています。

『ゴールの起点となったのは明らかな誤判によるものであり、あの同点ゴールは完全にルールから逸脱した違法なものである。VARが稼働していながら、このような明確な間違いを修正できなかったのは審判組織の致命的なエラーだ』。(via ElDesmarque)