次節対戦相手エルチェのベンチ事情

⚽️ ヘタフェCFが今週末に敵地マルティネス・バレロで対戦するエルチェCFは、プリメーラ・ディビシオン残留をかけた極めて重要な一戦としてこの試合に臨んできます。しかし、彼らのベンチには大きな問題が生じています。エルチェの正監督であるエデル・サラビアは、セビージャで行われたレアル・ベティス戦の終了後に審判に対して侮辱的な行為を行ったとして、4試合のベンチ入り禁止処分を受けてしまいました。これにより、サラビアはヘタフェ戦および最終節のジローナ戦で直接指揮を執ることができなくなっています。

この緊急事態を受けて、ヘタフェ戦でエルチェの陣頭指揮を執るのは、サラビアの第一アシスタントコーチを務める45歳のジョン・ロペスとなります。彼はテクノロジーを駆使してスタンドのサラビアと連絡を取り合いながら、ピッチレベルで選手たちに直接指示を出す役割を担います。ジョン・ロペスはデウスト大学で情報工学を学んだ経歴を持ち、過去にはプログラマーやウェブデザイナー、コミュニティマネージャーとしても働いていた異色の経歴を持つ人物です。彼は今シーズン、すでに3回代役を務めており、アルメリア戦、ラシン・デ・フェロル戦、コルドバ戦に続いて今回が4度目の代役指揮となります。ヘタフェは監督不在という相手のイレギュラーな状況を突くことができるかが鍵となります。(via SPORT)

熾烈なヨーロッパ出場権争いと歴史的なスタッツ

📊 今シーズンのラ・リーガは近年稀に見る大混戦となっており、ヘタフェCFはその中心でヨーロッパカップ戦出場権を激しく争っています。現在ヘタフェは勝ち点48を獲得し、リーグ戦の7位に位置しています。来季のヨーロッパリーグ出場権を熱望している6位のセルタ・デ・ビーゴにとって、背後に迫るヘタフェの存在は非常に大きな脅威となっています。セルタがヘタフェの結果に依存することなくヨーロッパリーグ出場を自力で決めるためには、残り2試合で全勝して勝ち点6を積み上げる必要がある状況にまで追い詰められており、ヘタフェのプレッシャーが他クラブに大きな影響を与えています。

しかしその一方で、このヘタフェの勝ち点48という数字は、統計的に見ると非常に特異な記録となっています。過去28シーズンのラ・リーガにおいて、この時期に7位につけているチームの平均勝ち点は53ポイントです。つまり、現在のヘタフェは例年の平均よりも5ポイントも低い状態であり、これは過去28シーズンの中で同じ時期における7位チームとしては最悪の成績となっています。実際、これまでの2番目に悪い記録は、2011-2012シーズンにマジョルカが記録した49ポイントであったため、ヘタフェはそれを下回る歴史的な低勝ち点での7位となっています。

さらに、リーグ全体の勝ち点差が極端に縮まっていることも今シーズンの大きな特徴です。7位のヘタフェ(勝ち点48)と、降格圏である18位のマジョルカ(勝ち点39)との差はわずかに9ポイントしか離れていません。1997-1998シーズンにプリメーラ・ディビシオンが20チーム制になって以来、残り2節の段階で7位と18位の勝ち点差が1桁の9ポイントになったのは史上初めてのことです。過去28年間のこの2つの順位の平均勝ち点差は19.4ポイントであったため、今シーズンのヘタフェがいかに前例のない密集した順位表の中で戦っているかが明確に示されています。(via MARCA) (via ElDesmarque)

運命の第37節試合日程

🗓 ラ・リーガ EA Sportsの最終盤となる第37節において、エルチェ対ヘタフェの試合は降格やヨーロッパ出場権争いの行方を左右する極めて重要な注目カードの一つとして位置付けられています。公平性を保つため、すでに順位が確定しているなど何もかかっていないFCバルセロナ対レアル・ベティス戦を除く9試合はすべて同じ日時にキックオフされます。ヘタフェが臨むこの運命の一戦は、5月17日(日曜日)の19時00分(スペイン時間)に一斉開催で幕を開ける予定となっています。(via SPORT)

【本日の総括】

ヘタフェCFは過去28年で最低の勝ち点水準ながらも7位につけ、ヨーロッパリーグ出場権を巡って6位セルタを猛追しています。次節は残留に必死なエルチェとの対戦となりますが、相手は監督がベンチ入り禁止という状況です。歴史的な大混戦のラ・リーガにおいて、ヘタフェが欧州への切符を掴めるかどうかが最終盤の最大の注目ポイントとなっています。