聖地バジェカス閉鎖による Butarque での異常な強制避難とプレサ会長への凄まじい怒りのブーイング

ラージョ・バジェカーノは今シーズン最初のホームゲームとなるデポルティボ・アラベスとの一戦を、本来の聖地であるエスタディオ・デ・バジェカスではなく、レガネスの本拠地エスタディオ・オンタイム・ブタルケで行うことを余儀なくされました。この異例の避難ホームゲームは、スタジアムの所有者であるマドリード州政府が、バジェカスにおける極めて深刻な安全基準の違反、施設の著しい老朽化、および法的な不備を監査で検出し、7月28日に下した使用停止の命令措置によるものです。

クラブ側は簡易的な補修報告書を急遽提出して仮の使用許可を州政府に求めましたが、6月中に義務づけられていた正式な書類提出を完全に怠っていたというクラブ運営の失態もあり、この申請はあえなく却下されました。スタジアムの芝生には現在も重機やトラクターが投入され、急ピッチでの修復・清掃作業が進められていますが、開幕には到底間に合いませんでした。

この結果、クラブのずさんな管理体制に怒りを爆発させた多くのサポーターグループ(ペーニャ)、 Bukaneros、そしてプラットフォームADRVが Butarque への遠征を全面的に拒否するボイコット運動を展開。14400人の収容能力を持つ Butarque のスタンドに集まったのは、通常とは全くかけ離れたわずか4280人という寂しい空気に包まれました。

試合開始直前、VIP席(プレジデンシャル・ボックス)に到着したラウル・マルティン・プレサ会長に向けて、スタジアムを埋めた約4000人のファンから凄まじい口笛とブーイングが浴びせられ、スタジアム全体に会長の退陣を要求する『プレサ、今すぐ出ていけ』という怒りのチャントが幾度も鳴り響き、ピッチ外の対立の根深さが浮き彫りとなりました。 (via ElDesmarque / MARCA)

伝説の元主将オスカル・トレホがSNSで炸裂させたプレサ会長への激烈な弾劾と退陣要求の全容

アトレティコ戦での勝利に続き、今回の Butarque での避難マッチが行われた直後、ラージョ・バジェカーノの絶対的なレジェンドであり、長年チームのキャプテンとしてエンブレムを支え続けたオスカル・トレホ氏が、自身の公式X(旧Twitter)上でプレサ会長率いる現経営陣に対し、辞任を強く要求する激烈な弾劾声明を電撃発表しました。トレホ氏は昨シーズン限りで334試合出場の金字塔(クラブ史上外国人としての最多出場記録)を打ち立てて現役を引退したばかりで、プレサ会長からはクラブのフロント入りを打診されていたものの、それを完全に拒絶してサポーターの側に立つ決意を表明しました。

トレホ氏が綴った声明は、以下のように魂のこもった熱く痛烈な日本語訳の内容で締めくくられています。

『もうこれ以上、耐えることはできません。15年もの歳月を経て、人々の誠実さや信頼をこれ以上裏切り続けるのは許されない。この期に及んで、あまりにも明白な嘘をこれ以上つき続けることも絶対に認められません。選手、スタッフ、指示してくれた多くの人々が、もう限界を迎えています。物事には限界があり、その一線はとうの昔に越えられてしまいました。このチームのために働き、戦い、人生を捧げてきたすべての人々への敬意を込めて、最も尊厳ある道は、経営陣が一歩退いて今すぐクラブを去ることです。クラブが再び成長し、本来の価値を取り戻し、バジェカスとその人々が注いできた努力、希望、そして愛によって築かれた、かつての謙虚で勤勉な下町のチームとしての姿を取り戻せるようにしてください。クラブは一部の者のためにあるのではありません。クラブは人々のためのものです。そして、その人々はもう限界に達しており、これ以上彼らを我慢することはできないのです!!!』。

このレジェンドによる渾身の言葉はサポーターの間で瞬く間に拡散され、現経営陣に対する包囲網を決定的なものとしています。 (via MARCA)

元クラブレジェンドのヘスス・ディエゴ・コタも共鳴!年間シート更新の苦悩と Butarque ボイコットの表明

オスカル・トレホ氏の激烈な弾劾声明に呼応するように、ラージョ・バジェカーノの歴史を彩ったもう一人のレジェンドであるヘスス・ディエゴ・コタ氏も、自身のSNSにおいてプレサ会長のクラブ運営姿勢を非難し、 Butarque での試合観戦を完全に拒否・ボイコットする意志を公に明らかにしました。

コタ氏はサポーターに向けて、以下のように深い葛藤と怒りに満ちた言葉を発信しました。

『皆さん、おはようございます。今年、年間シート(アボノ)を更新するのには本当に骨が折れましたし、年々それが難しくなっています。私は Butarque には行きません。ラウル(マルティン・プレサ会長)、もし君がサポーターを愛しておらず、バジェカスを愛しておらず、その歴史を尊重しないというのなら、一体なぜこんなところで会長にしがみついているんだ?』。

クラブを心から愛するOBたちからもこのような激烈な拒絶が相次いで突きつけられており、プレサ会長の孤立無援な立場がかつてないほど強まっています。 (via MARCA)

マドリード州政府との安全基準を巡る平行線の戦いと Racing Santander 戦でのエル・プランティオ開催懸念

ラージョのフロントは、今回 Butarque での開催を余儀なくされたことによるファンへの甚大な損害と、クラブが被った財政的・精神的な大打撃をこれ以上長引かせないため、次のホームゲームでのバジェカス帰還に向けて全力でマドリード州政府との対話を進めています。

次のホーム戦のスケジュールは、9月16日に予定されているRCDエスパニョール戦。クラブは、この対決までに州政府が指摘した安全基準の不備、座席の補修、および清掃作業をすべて完了させ、バジェカスでの通常開催を認めるライセンスを確保することを目指しています。しかし、スタジアムの所有権を100パーセント保持するマドリード州政府は、提出される補修報告書や実際のピッチ周辺の安全管理に対して、一切の妥協を許さない極めて厳格な姿勢を崩しておらず、交渉の着地点は依然として予断を許さない不透明な状況が続いています。

さらに深刻な問題として、9月5日に予定されている第3節のホームゲーム、Racing Santander 戦の開催地が依然として未確定のままです。 Butarque の高い使用料(キャノン金)の支払いを避けるため、クラブは243キロメートルも離れたブルゴスの本拠地『El Plantío(エル・プランティオ)』で代替開催する方向で交渉中。もしこれが決定すれば、アウェーのラシンサポーターの方が圧倒的にアクセスしやすくなり、ラージョは文字通り「ホームでのアウェー戦」を強いられることになります。 (via ElDesmarque / MARCA)

デポルティボ・アラベス役員会が激怒!アウェー用チケット配布を一方的に拒否したラージョ経営陣へのボイコット声明

今回の Butarque での試合は、両クラブのフロント間における極めて深刻な政治的対立と怒りを引き起こす結果となりました。スタジアムのキャパシティ(14400席)には十分な余裕があったにもかかわらず、ラージョの役員会はアラベスのサポーター向けのチケット販売枠(ビジターチケット)の提供を行わないという一方的な決定を下しました。

アラベス側は、これまでの数日間にわたり、ファンがアウェー遠征を行えるよう、チケットの配分についてラージョ側に再三の要請と連絡を行ってきましたが、ラージョ側は連絡を遅らせ続けた末、試合を翌日に控えた水曜日の朝になって突然『アウェー席は一切販売しない』と一方的に通告してきました。

この対応に対し、デポルティボ・アラベスは以下のように極めて強い憤りに満ちた抗議声明を発表しました。

『ラージョ側が常に最大限の協力的な姿勢を見せていたという言い分は、全くの虚偽であり、断固として拒絶する。フットボールの主役であるファンがチームをサポートする権利をこのように理不尽に奪う行為は絶対に許されない』。

さらに、この不誠実な対応に怒りを示したアラベスの会長をはじめとする役員会メンバーの全員が、Butarque のVIP席への着席をボイコットし、スタンドや控えエリアでの立ち会いすら完全に拒否する『plantón(拒絶)』を実行し、ラージョ運営陣の姿勢を真っ向から非難しました。 (via ElDesmarque / MARCA)

エースのセルヒオ・カメージョによる華麗な先制ゴラッソとラティウの痛恨のバックパスミスが招いた無念の1-1ドロー

試合はラージョがボールポゼッションを優位に保ちつつ展開されました。前半開始直後から、右サイドバックのアンドレイ・ラティウによるダイナミックなオーバーラップからのヘディングシュートや、ウナイ・ロペスによる鋭いミドルシュートがアラベスの守備陣を脅かしました。前半33分には、コーナーキックからの混戦において、ペラヨ・フェルナンデスがボールを肘で押し込み、最後はアラベスのパブロ・イバニェスのオウンゴールを誘発したように見えましたが、VARによる約3分間に及ぶ長い映像確認の結果、ペラヨのハンドがあったとして主審によりゴールが無効とされるなど、不運な展開が続きました。

しかし後半に入り47分、右サイドのアアンドレイ・ラティウが抜群の推進力でボールを前線へ持ち運び、これを受けたデ・フルートスからペナルティエリア手前でパスを受け取ったセルヒオ・カメージョが、驚異的な個人技を発揮しました。カメージョは複数のディフェンダーを引きつけながら素早いフェイントを繰り出し、一瞬でシュートスペースを作り出すと、キーパーの届かない逆サイドの隅へと突き刺す鮮烈な先制ゴールをマークしました。

この素晴らしいゴラッソによりラージョがリードを奪ったものの、後述する主力選手の度重なる負傷交代や、60分の時点で交代枠と交代窓をすべて使い切ってしまった不運が終盤に響き、選手たちは完全に疲弊。

そして迎えた後半83分、攻守に大活躍を見せていたアンドレイ・ラティウが自陣右サイド深くでの無防備なクリアを避け、ゴールキーパーのダニ・カルデナスへと戻そうとしたバックパスが、あまりにも弱くエリア前でストップ。これを見逃さなかったアラベスのマリアーノ・ディアスに奪い取られ、そのまま同点ゴールを叩き込まれました。ラティウはその場に崩れ落ち、頭を抱えて絶望を表現。勝ち点3を寸前でこぼす悔しい1-1のドローに終わりました。 (via Mundo Deportivo / MARCA / ElDesmarque)

大黒柱イシ・パラソンが開始わずか15分で右太ももを痛めて無念の交代!ロッカールームを襲う筋肉系の深い暗雲

ラージョの絶対的なエースであり、創造性の中心である31歳のミッドフィルダー、イシ・パラソンを前半の極めて早い時間帯に欠いたことは、チームにとってこの上ない大打撃となりました。イシは試合の立ち上がりから非常に精力的なプレーを見せており、エリア手前からの目の覚めるようなミドルシュートで最初の決定機を作り出すなど、良好なフィーリングを見せていました。

しかし前半15分、左サイドへ流れてボールをクロスへと繋げようとしたアクションの直後、イシは右の太ももを抑えてその場に倒れ込みました。直前にアラベスのルーカス・ボジェと接触する場面もありましたが、それ以前のプレシーズン期間から筋肉の違和感を抱えており、無理を押しての先発出場であったことが影響したと見られています。

イシは自らプレー不可能のジェスチャーをベンチに送り、無念の表情でロッカールームへと引き上げていきました。代わりにランディ・エンテカが投入されたものの、中盤のタクトを握る大黒柱の早期の離脱は、その後の攻撃の明確な連動性とアイデアを欠く要因となりました。クラブは数日中に精密検査を行い、怪我の詳細なレベルを明らかにする予定です。 (via Mundo Deportivo / MARCA)

守護神アウグスト・バタヤを襲ったトニ・マルティネスとの激突!脛骨付近を痛めて担架で運ばれ救急車で搬送された戦慄の瞬間

ラージョの正ゴールキーパーを務めるアウグスト・バタヤを襲ったアクシデントは、 Butarque で戦うチームを完全な防戦一方へと追い込む最大の引き金となりました。

後半55分、アラベスのミケル・ロドリゲスがディフェンスラインの背後へと送った鋭いスルーパスに、相手FWトニ・マルティネスが完全に抜け出しました。バタヤはこの危機に対し、抜群の反応速度でエリア外まで飛び出して身体を投げ出し、相手の決定的なシュートを身体に当てて防ぐ超人的なスーパーセーブを披露しました。しかし、その強烈なブロックの際、滑り込んできたトニ・マルティネスのスパイクがバタヤの右足へと不意に直撃。

バタヤは芝生の上で激しい痛みに悶え、立ち上がることができませんでした。メディカルスタッフが急いでピッチに入り治療を行いましたが、自力での歩行は完全に不可能と判断され、最終的には担架に乗せられて退場を余儀なくされました。この結果、控えキーパーのダニ・カルデナスの緊急投入が必要となりました。バタヤは試合後、車椅子(silla de ruedas)に乗せられ、さらに救急車(ambulancia)で病院へと緊急搬送され、脛骨(けいこつ)付近の精密検査を受けています。 (via Mundo Deportivo / MARCA / ElDesmarque)

わずか60分で全ての交代枠と交代窓を完全消費!ベニト・サン・ホセ監督が直面した後半40分間の過酷な消耗戦

アウグスト・バタヤの急な負傷離脱は、ピッチの上での選手交代プランにおいても、ベニト・サン・ホセ監督に対してあまりにも過酷な戦術的代償を課す結果となりました。

指揮官は、前半16分のイシの負傷に伴うランディ・エンテカの投入で最初の交代窓を消費。さらに後半54分には、チームの運動量を維持するために、ペラヨ・フェルナンデスとフラン・ペレスの二人に代えて、オスカル・バレンティンとアルバロ・ガルシアをピッチに送り込むダブルチェンジ(2回目の交代窓)を敢行しました。

しかし、この戦略的交代からわずか2分後の後半56分にバタヤが負傷。これにより、3枚目の交代窓を使ってゴールキーパーのダニ・カルデナスを投入せざるを得なくなりました。ラ・リーガの規定である「交代枠5名・交代窓3回(ハーフタイムを除く)」の上限を、後半のわずか60分の段階で完全に消費してしまったのです。

結果として、ラージョは残りの30分間と、後半アディショナルタイム(8分)を加えた計40分近くもの時間を、「何があっても絶対に交代ができない」という極限の過酷な状態で戦うことを強いられ、これが最終盤でのチーム全体の脚の完全な停止と、失点に直結する大きな要因となりました。 (via Mundo Deportivo / MARCA / ElDesmarque)

『私たちは完全に枯渇している』セルヒオ・カメージョが吐露したクラブ運営への不満とファンへの絶対的信頼

後半開始早々に見事な先制ゴラッソを叩き込み、前線の絶対的なエースとしての役割を完璧に全うしたセルヒオ・カメージョですが、試合後のゾーン・ミクスタにおいて、現在のクラブ経営陣が招いたあまりにも異常な環境への怒りと、自身を含めたピッチ上の選手たちの過酷な消耗状況を、以下のように極めて率直なカギ括弧の言葉で吐露しました。

『アウグストやイシの早い時間帯での負傷により、後半の60分以降はピッチに残されたメンバーだけで、脚が完全に止まるまで死に物狂いでピッチを走り抜くしかありませんでした。最後は完全にエネルギーが切れてしまいましたが、私自身も怪我から復帰したばかりの段階だったので、これ以上の体力を保つのは肉体的に不可能でした。勝利に値するだけの素晴らしい戦いを見せていただけに、このような形での引き分けは本当に悔しく、自分自身の最後のプレーの質の低さに強い失望を抱いています』。

『バジェカスは私たちの家であり、それ以外の場所をホームとして思い描くことはできません。この問題は、毎年どんどん大きくなっていく雪だるまのようであり、私たちは本当に疲れ果てています。この状況は私たちを助けてくれず、クラブの3つの要素、すなわち選手、フロント、ファンを引き離してしまいます。このチームは常にファンに寄り添い、彼らと共に立ち上がるためにすべてを捧げてきました。私たちは謙虚なチームであり、正義を信じていますが、今起きていることは不公平です。誰も助けてくれません。今日スタジアムに来てくれた人々の数は、本来来るはずだった人数を考えれば、それでもかなり多かったと思います。物事が一刻も早く解決することを願っています。それが補強やその他の何よりも、私たちの最大の助けになるはずです』。

『今の私はより多くの出場時間が必要であり、脚をしっかりと鍛え直す必要があります。終盤に見せた自分のパフォーマンスには非常に失望しています。もし私がフレッシュな状態であったなら、絶対に敗れることはなかったはずです。しかし、後半の65分から70分が過ぎる頃には、頭で早く判断したことが肉体的に遅れて実行され、それがチームを消耗させるいくつかのミスを生むことになってしまいました。脚を鍛え直し、トレーニングを重ね、ゲームの最終盤により良い状態で臨めるようにしなければなりません』。 (via Mundo Deportivo / ElDesmarque)

『自分たちの家で戦わせてほしい』ベニト・サン・ホセ監督が訴える移動デメリットとバジェカスへの執念

ラージョを率いるベニト・サン・ホセ監督は、 Butarque でのアラベス戦を1-1のドローで終えた直後、勝点3を取りこぼしたことへの深い悔しさを覗かせるとともに、クラブが直面しているスタジアムの不条理な閉鎖問題について、選手たちに過酷な負担を強いている現状を厳しく非難しました。

指揮官は、チームの尊厳とホームアドバンテージの重要性を、以下の熱い言葉で必死に訴えかけました。

『これまで私は、やらなければならないことに対して一度も言い訳を口にしたことはありませんが、これはあまりにもひどすぎます。失われた本物のホームのアドバンテージは、本当に耐えがたい打撃です。どのようなチームであっても、対等な立場で戦うためには自分たちのスタジアムのサポーターによる後押しが必要なのです。どうか次回の試合は、バジェカスで戦わせてください』。

レガネスの Butarque、さらには Racing Santander 戦で噂されるブルゴスの El Plantío など、ファンとチームを分断する遠距離移動のデメリットに対し、監督も完全に我慢の限界を迎えています。 (via Estadio Deportivo)

ホセ・マリア・サルダ副会長が語る『バジェカスはいつでも使用可能』というマドリード州政府への真っ向からの反論

サポーターやレジェンドたちから激烈な非難の嵐を浴びているラージョのフロントですが、クラブの副会長を務めるホセ・マリア・サルダ(José María Sardá)氏は、試合開始前の公式会見において、バジェカスの安全管理に不備はなく、今回の閉鎖と Butarque への強制避難は、すべてマドリード州政府の一方的な政治的措置によるものであると真っ向から反論を展開しました。

副会長は、以下のようにクラブの正当性を強気に主張しました。

『ラージョはマドリード州政府から求められたすべての提出書類を、例外なくすべて提出しました。自己批判ですか?スタジアムは完璧に試合を行える状態に整備されていますし、提出した書類もすべて法的に認められています。唯一、開催の承認を出してくれないのは、他でもないマドリード州政府の方なのです』。

フロントとマドリード州政府の主張は真っ向から平行線をたどっており、このピッチ外の泥沼闘争が解決に向かう見通しは依然として極めて不透明な状況です。 (via MARCA)

アラベスのパブロ・イバニェスが賞賛するマリアーノ・ディアスの高い決定力と Butarque での異様な雰囲気

アラベスの中盤でフル稼働し、ラージョを相手に貴重な勝ち点1を奪い取るためのタフな戦いを見せたMFパブロ・イバニェスは、試合後にマリアーノ・ディアスの見事な決定力に最大限の賛辞を贈りつつ、以下のように試合を振り返りました。

『前半はラージョのポゼッションと強烈なインテンシティの前に、自分たちのサッカーを表現することに本当に苦労しました。しかし、私たちは最後まで集中力を切らさず、粘り強く戦い抜くことができました。ピッチの幅を広く使ってチャンスを作れていましたし、最後の決定機を仕留められていればアウェーで勝ち点3を持ち帰ることも十分に可能だったと感じています。そして今、マリアーノ・ディアスというストライカーがチームにいることは本当に心強く、素晴らしいプラスアルファとなっています。彼は直近の2試合で2ゴール2アシストという驚異的な活躍を見せており、完全に自信を取り戻して絶好調にあります。この最高の流れをチーム全員で活かし、勝ち点を積み上げていかなければなりません。 Butarque での戦いはどちらにとっても非常に奇妙で難しい環境でしたが、サポーターのために素晴らしいゲームを見せられて良かったです』。 (via Mundo Deportivo)

移籍市場閉幕前の守備陣補強情報とDFルイス・フェリペおよびマラシュ・クンブラの負傷離脱状況

移籍マーケットの閉幕まで2週間を切る中、ベニト・サン・ホセ監督が最も強く求めていたセンターバック陣の補強において、チームは厳しい不運に見舞われています。

ASローマから1年間の期限付き移籍(買取オプション付き)で獲得したアルバニア代表DFマラシュ・クンブラ(Marash Kumbulla)ですが、加入直後の検査により内転筋(adductor)に深刻な負傷を抱えていることが確認され、今回の遠征メンバーから除外されました。

さらに、もう一人の経験豊富なセンターバックであるルイス・フェリペ(Luiz Felipe)も同様に重い怪我を抱えており、守備の軸となるべき新戦力2枚が、開幕前の段階で同時に長期離脱を強いられる最悪のスクランブルとなっています。

この不運により、指揮官はカンテラ出身の若いペラヨ・フェルナンデスを先発起用せざるを得なくなり、前線に多くのベテランを補強して厚みを増している他クラブとの対比において、最終盤での守備陣の厚みを加えるための新たな獲得交渉が急ピッチで進められています。 (via ElDesmarque)

【本日の総括】

ラージョ・バジェカーノにとって、 Butarque での「避難ホームゲーム」となったアラベス戦は、ピッチの内外で極めて過酷な試練に直面した夜となりました。試合前からのプレサ会長への大抗議チャント、アラベス役員会による Palco のボイコット劇など、フロントの不誠実な管理体制への不満が充満する中、チームはカメージョの先制ゴラッソでリードを奪う意地を見せました。

しかし、エースのイシ・パラソンの早期負傷交代、さらにはバタジャの担架搬送という悲劇が重なり、60分の時点で交代枠を完全に使い切って満身創痍となった選手たちは終盤に失速。アンドレイ・ラティウの痛恨のバックパスミスからマリアーノ・ディアスに同点ゴールを許し、1-1の引き分けで今季初の勝ち点1を分け合う悔しい結末となりました。