ベルナベウ決戦・キーマッチアップ①
サンティアゴ・ベルナベウで迎えるレアル・マドリード対ビジャレアルCFの一戦は、ピッチ上のあちこちで極上の個性がぶつかり合う。この大一番の行方を左右するキーマッチアップの前半戦に注目する。
まずゴールキーパー対決は、実績豊富なベテラン同士の激突となる。34歳のチボー・クルトワに対し、ビジャレアルの守護神は36歳のペーテル・グラチ。シーズン開幕当初にゴールキーパー陣に不安を抱えていたビジャレアルにとって、ハンガリー代表のグラチの加入は守備陣に絶大な安定感と安心感をもたらしている。
センターバックのポジションでは、レナト・ヴェイガとイブラヒマ・コナテの空中戦・対人戦における怪物対決が繰り広げられる。イニゴ・ペレス監督の戦術において絶対的な軸であるレナト・ヴェイガは、相手のハイプレスを無効化するビルドアップの起点としても極めて重要な役割を担う。
中盤の底では、パペ・ゲイエとオーレリアン・チュアメニのダイナモ対決に目を奪われる。広いエリアをカバーするボール奪取力に加え、今シーズンのゲイエは果敢に相手ボックス内へ侵入してゴールを奪うという新たな武器を開花させており、攻守両面でキーマンとなる。
そしてゲームメイクの局面では、アルベルト・モレイロとジュード・ベリンガムが相まみえる。アルベルト・モレイロは狭いスペースでの細かいタッチのドリブル、推進力、味方との流れるような連携、そして決定的なラストパスで、ビジャレアルの攻撃アイデアと創造性を一手にあずかる。(via SPORT)