クラブ首脳陣が降格を総括し、1年でのプリメーラ復帰を誓う

🗣️ セグンダ・ディビシオン降格という失意の中、ジローナFCの首脳陣(デルフィ・ジェリ会長、ペレ・グアルディオラ取締役会会長、キケ・カルセルSD、イグナシ・マス=バガGD)が記者会見を実施し、来季に向けた決意を表明した。

デルフィ・ジェリ会長はクラブの歴史を振り返りながら、『カテゴリーを失うことは全員にとってのショックです。しかし過去にも私たちは困難な時期を乗り越えられることを示してきましたし、またそうするでしょう。ファンがチームのそばにいてくれることは分かっています。今日で私たちが初めてプリメーラ・ディビシオンに昇格してから9年になります。11年前はソシオが3,500人でしたが、今日は16,000人います』とクラブの成長を強調した。さらに、『今日私たちは一歩後退しましたが、それが短く一歩後退であること、そしてジローナが私たちがいるべき場所にできるだけ早く戻ることを望んでいます』と語った。

ペレ・グアルディオラ取締役会会長は、降格がクラブに与えた衝撃を隠さず、『降格は非常に大きな打撃であり、私たちは失敗しました。私たちのコミットメントはプリメーラに戻ることであり、2年よりも1年で戻れるならその方が良いです。それがどれだけコストがかかり難しいことかは知っていますが、私たちにはできます』と決意を述べた。

また、シーズン終盤の失速についてペレ・グアルディオラは、『シーズンの始まりは厳しかった(21ポイント中3ポイント)ものの、その後状況を抜け出すことができました。しかし、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンとヴラディスラフ・ヴァナトの負傷が非常に痛手でした。そして、最後のスパートでの24ポイント中4ポイントという結果が私たちを殺しました。私たちはとても近かったのです。最終戦の最後の1分まで私たちの手にありました』と悔しさをにじませた。クラブへの投資姿勢についても『私たちは継続的に投資し、配当やその他の形で1ユーロも引き出していません。クラブが必要としたときには常に努力がなされてきました』と、引き続き最大限の支援を行うことを誓った。 (via ElDesmarque / Esport3)

ミチェル前監督のアヤックス就任と、新監督人事の進捗

👔 降格の責任を取り退任したミチェル・サンチェス前監督は、休む間もなくオランダの名門アヤックスの新監督に就任した。アヤックスは8月6日に控えるカンファレンスリーグ予選に向けてプレシーズンを急いでおり、ミチェルはジローナ時代に苦楽を共にしたコーチングスタッフの一部もアヤックスに引き連れていく。さらに、ミチェルは新天地の正GKとして、バルセロナのマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの獲得を熱望しているという。

一方、残されたジローナのキケ・カルセルSDは、新監督探しについて慎重な姿勢を崩していない。『もしできるなら、明日にも監督の名前を発表したいが、そう簡単ではありません。数日の問題ではなく、この6月中に決定したいと思っています。チームの新しい指揮官がプリメーラへ導く準備ができていることが非常に重要です。私たちが経験した困難の後では、来て私たち全員にエネルギーを与えてくれる誰かが必要です。彼は、私たちが持つツールを使ってやり遂げるということを、誰よりも確信していなければなりません』とコメント。

また、カルセルSDは求める監督像について『何よりもメンタル面をコントロールし、セグンダ・ディビシオンの難しさ、成長、レベルを理解している理想的な指揮官を探しています』と明言した。なお、ミチェルの後任として候補に挙がっていたカルレス・マルティネス(前トゥールーズ監督)は、バイエル・レバークーゼンの新監督に就任したため、リストから外れることとなった。

カルセルSDは前監督への思いも語り、『チームが残留していたら、ミチェル・サンチェスが引き続きチームを指揮していたと確信していました。しかし降格があり、彼が重要なクラブへ行く能力がある以上、議論の余地はありません』と退任の経緯を振り返った。 (via ElDesmarque / Esport3 / Mundo Deportivo)

キケ・カルセルSDが語る来季のチーム編成と移籍市場の展望

🔄 スポーツ部門のトップであるキケ・カルセルSDは、来季のチーム編成について厳しい見通しを示した。現在クラブには25人の選手が契約下にあるが、カルセルSDは『新監督と共にチーム編成に取り組みます。市場は長くて複雑になるだろうと警告しておきます。私たちがアンタッチャブルと考えている何人かの選手が最終的に去る可能性は非常に高いです。クラブにとって本当に魅力的なオファーがあった場合のみ売りたいと考えています』と、主力流出の可能性を示唆した。

また、外部からの批判を牽制するように『私たちが何もしないとか、家にいるとか言われる前に、難しい市場になるだろうと今日言っておきます。私は20秒でセグンダのチームを作ることもできますが、それは人々が望むものではないし、昇格できる選手たちでもありません。これはファンタジーゲームではありません。もしファンタジーなら素晴らしいチームを作ってセグンダではプレーせず、チャンピオンズリーグにいるでしょう。しかし人々はそれを理解していません』と現実の厳しさを強調した。

それでも『ベースは良い状態です。クラブはいるべき場所、つまりプリメーラに戻らなければなりません。セグンダで最も高い予算の一つを持つことを活用しなければなりません』と前向きな姿勢を見せた。

カルセルSD自身も降格のショックから辞任を考えたことを明かし、『降格後は空虚感と悲しみ、そしてとても辛い瞬間だったので辞めたいという気持ちがありましたが、前を向いて新しいチームを作る準備ができています。ジローナは私にとって子供のようなもので、彼が私から離れたいと思わない限り、決して見捨てません。キケ・カルセルと一緒に続けたくない人がたくさんいるのは知っていますが、私はジローナのために戦います』と、強い決意を表明。チームとコーチングスタッフには本来残留を達成する能力があったと感じているとし、降格の責任者としてファンに『謝罪します』と頭を下げた。

なお、ベテランのクリスティアン・ストゥアーニの去就など、個別の選手については『個別の名前については話しません。新監督次第だとすでに言いました。契約がなく契約更新を検討できる選手もいれば、レンタルで来ていて興味深い選手もいますが、監督次第です。私たちの狙いは監督にツールを与えることです』と明言を避けた。 (via ElDesmarque / Esport3)

新スタジアム建設案とインフラ整備の今後の計画

🏗️ 降格による収入減が避けられない中、イグナシ・マス=バガGDは『今シーズンは7500万ユーロの収益がありましたが、来季は3700万ユーロに下がります』と、降格による約1700万ユーロの収入補填を含めても予算が半減することを明かした。しかし、ファンに対しては『モンティリビのどのスタンドも取り外すつもりはありません。すべてのシーズンチケット保持者を計算に入れているからです。キャンペーンはうまくいくと分かっています。シーズンチケットの条件は新しいカテゴリーに合わせて調整されます』と安心感を与えた。

インフラ投資についても計画は後退していない。ペレ・グアルディオラ取締役会会長は『スポーツシティの第一段階を終えました。今はフェーズ2の許可に取り組んでおり、2028年には完成させたいと考えています。安定したクラブを思い描いており、プリメーラにいる必要があります。これはショックですが、大惨事ではありません』と語り、長期的な視点でのクラブ運営をアピール。

さらにスタジアム問題についても、『モンティリビの改修は一度に行わなければならず、2年間スタジアムがない状態になるため非現実的です。別の場所に新しいスタジアムを作るのが選択肢であり、どのように、いつ、どこで作るかという方法を引き続き検討しています。プロジェクトは続いています』と、新スタジアム建設案が進行中であることを明かした。 (via Esport3 / ElDesmarque)

ワールドカップにジローナから2選手が選出

🌍 まもなく開幕する2026年ワールドカップにおいて、ジローナからは2名の選手が各国の代表チームに選出されている。この数字は、ラ・リーガのクラブの中ではラージョ、オサスナ、マジョルカ、レアル・ソシエダ、エスパニョールと並ぶ選出人数となっている。 (via SPORT)

ジローナU-12が「ラ・リーガ FCフューチャーズ」に参戦

👦 スペインのU-12世代の最高峰の大会「第33回ラ・リーガ FCフューチャーズ(LaLiga FC Futures)」に、ジローナのU-12チームが参戦する。今大会はビジャレアルのシウダード・デポルティーバ・パメサで開催され、ジローナはグループBに組み分けられた。同組にはレアル・ベティス、エスパニョール、セルタ、マジョルカといった強豪がひしめいている。ジローナは金曜日の夜20:00から、グループリーグ最後の試合としてレアル・ベティスと激突する予定だ。 (via SPORT / Estadio Deportivo)

U-17スペイン代表でジローナのホームズ・ジュニアがプレー

🇪🇸 エストニアで開催されているU-17欧州選手権において、ジローナ所属のピボーテ兼センターバックであるホームズ・ジュニア(Holmes Junior)がU-17スペイン代表として奮闘している。注目の若手として名を連ねる彼は、無敗で勝ち上がってきたイタリア代表との準決勝に先発出場。中盤から守備を支え、後半30分(75分)にフォファナと交代してベンチに下がった。チームは後半終盤に同点に追いつき1-1としたものの、その後のPK戦で2-4と敗れ、惜しくも決勝進出を逃した。 (via SPORT)

元ジローナBのフェラン・ルイスが不祥事により新天地で猛反発を受ける

🚫 元ジローナBの右ラテラルで、U-16スペイン代表経験もあるフェラン・ルイスが新天地で思わぬ逆風に直面している。彼は今夏、ジローナBからテラッサFCに加入(1年契約+昇格時のオプション)したが、この獲得発表直後からテラッサのファンが猛反発し、契約の即時解除を要求している。

その理由は、彼が2023年にレアル・マドリードの下部組織に在籍していた際、未成年少女との性行為を録画し拡散した児童ポルノ事件に関与したとして起訴されているためだ。検察は彼を含む元選手3名に対し、懲役4年7ヶ月と2万5000ユーロの賠償を求めている(現在は2万ユーロの保釈金を支払い、判決待ちの状態)。

ファンのサポーターグループはSNSで『フェラン・ルイス、お前は歓迎されない』と声明を発表。これに対し、テラッサFCのコンスタンティノス・ツァキリス会長は『無罪推定の原則を尊重する。もし彼が無罪でなければ契約は成立しない。しかし、それまでは無罪推定を適用する。ソシオやペーニャの意見は尊重するが、我々は機関であり、法律に従わなければならない』と火消しに追われている。 (via Esport3)

【本日の総括】

降格の痛手を負ったジローナですが、首脳陣は1年でのプリメーラ復帰に向けた確固たる決意を表明し、新スタジアム計画なども継続して進めています。ミチェル前監督はアヤックスへ旅立ち、後任人事と過酷な移籍市場の戦いが本格化しようとしています。また、下部組織の選手たちが代表やユース大会で奮闘する一方、元所属選手の不祥事も波紋を呼んでいます。