ウーゴ・ゴンサレス:カンテラーノを他クラブにタダ同然で譲渡する経営陣の不可解な悪癖への辛口批判
バレンシアの移籍市場における、下部組織の優秀なカンテラーノをライバルクラブにタダ同然でプレゼントするという極めて不可解なビジネスモデルに対し、地元メディアやファンの間で厳しい批判の声が上がっています。
まともな経営構造を持つクラブであれば、カンテラ育ちの優秀な才能を簡単にタダで手放すようなことは絶対にありません。例えば、レアル・マドリードは若手を放出する際、必ず50%の将来売却権利や買い戻しオプションを付帯させ、今夏だけで下部組織出身者から約2億ユーロもの莫大な利益を叩き出しています。
これに対し、バレンシアは過去にイ・ガンインを一方的に契約解除してマジョルカに0ユーロで譲渡し、将来の売却パーセンテージすら残さないという歴史的な大失態を犯しました。また、かつての大黒柱ダニ・パレホをライバルのビジャレアルにほぼ無償で譲り渡した悲劇もファンの心に大きな傷として残っています。
正式な経営体制とは程遠いこの悪しきモデルは今も繰り返されています。バルハ監督時代、クラブに才能や資金が溢れているわけでもないのに、カンテラの最高傑作の一人でありトップチームデビューも引き上げたウーゴ・ゴンサレスを、セルタ・デ・ビーゴへ完全無料(移籍金ゼロ)で放出する決定を下しました。セルタは喜んでこの贈り物を受け取り、昨季はBチームのセルタ・フォルトゥナで大活躍させた後、今プレシーズンではクラウディオ・ヒラルデス監督率いるファーストチームにおいて驚異的なパフォーマンスを見せて輝いています。バレンシアはかろうじて将来の売却パーセンテージこそ保持しているものの、このような即興的な無料譲渡は、プロフェッショナルなクラブ経営とは程遠いと酷評されています。(via MARCA)