フリアン・アルバレスの去就とクラブの財政事情

フリアン・アルバレスの去就を巡り、FCバルセロナが激しい獲得の動きを見せています。バルセロナのジョアン・ラポルタ会長はダラスに到着した際、『オファーの期限は無制限ではない。我々は誰のペースにも合わせて踊るつもりはない』と公に発言し、アトレティコに圧力をかけています。

バルセロナ側のメディアは、「アトレティコは補強資金としてすでに8000万ユーロを費やしており、選手登録のために8000万ユーロ以上の売却が必要である。放出候補の売却が進んでいないため、最終的にフリアン・アルバレスを売却するしか道は残されていない」と主張しています。

しかし、アトレティコ側はこの主張を真っ向から否定しています。グリマルド、ヒュルマンド、イ・ガンインの獲得費用(合計約1億ユーロ)は、すでに2026-27シーズンの補強予算内に完全に組み込まれており、昨季の補強費と同等レベルであるため、資金捻出のために急いで売却する必要は全くありません。さらに、クラブは8月上旬に1億100万ユーロの大規模な増資を予定しており、その資金の大部分がスポーツ部門のプロジェクトに充てられるため、財政的な余裕は十分にあります。

アトレティコはフリアン・アルバレスの放出、特にライバルであるバルセロナへの売却は完全に除外しています。フリアンは2030年までの契約を結んでおり、契約解除金は5億ユーロに設定されています。本人は『夢を叶えるためにアトレティコを離れるのがベストだ』と発言したこともありましたが、現在はW杯に集中しており、自身の将来については沈黙を守っています。仮にアトレティコが放出を余儀なくされる事態に陥ったとしても、売却先はアーセナルなどのプレミアリーグのクラブになる可能性が高いと見られています。アーセナルは、スポルティングCPのFWヴィクトル・ギェケレスを交渉の鍵として利用し、高額な移籍金とともにオファーを提示する準備があるとも報じられています。(via Mundo Deportivo)