ベテランDFサンガリがサラゴサへ!移籍の引き金となったラシン側の非情な登録枠見送り判断

34歳のベテラン右サイドバックであるマルコ・サンガリがレアル・サラゴサへと移籍した裏には、ラシン・サンタンデール側の下した極めて非情な決断がありました。

昨シーズン終了後にフリーエージェントとなっていたサンガリは、ラシンのスポーツディレクターであるチェマ・アラゴンが、まだ空きのあった選手登録枠を自分に割り当ててくれるかどうかの決定を辛抱強く待っていました。しかし、市場最終日の朝になってもラシン側から登録の承認が出ることはありませんでした。

このサンガリの状況を注視していたサラゴサ側は、獲得の意思決定デッドラインをこの日の正午に設定。ラシンが最終的に彼の登録を見送る方針を決定したことを確認するやいなや、サラゴサのラル・アランテギSDが迅速に動き、交渉を急ピッチで進めました。

結果として交渉は合意に達し、サンガリはサラゴサと1年間の契約(昇格時にはさらに1年の延長オプション付き)を結ぶことになりました。ラシンが下した登録見送りのシビアな経営判断が、結果としてサラゴサへの電撃移籍の引き金となりました。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

ラシン・サンタンデールは、プエルタの経済的権利売却によって得た巨額の1000万ユーロをバックに、移籍市場の最終盤でパブロ・ガルシアの完全獲得やベロシアンのレンタル合意といった特大の補強を成功させました。一方でベテランであるサンガリの選手登録を見送るなど冷徹な若返り・強化策も並行して断行し、クラブの未来を見据えた極めて濃密で実りある移籍市場を完結させました。