1部リーグ残留確定とクラブ史上初の歴史的快挙
ラージョ・バジェカーノは、直近の第36節メスタージャでのバレンシア戦で1-1の引き分けに持ち込んだこと、そして他会場でジローナとレアル・ソシエダが引き分けたことにより、リーグ戦残り2試合を残して数学的にラ・リーガ1部残留を完全に確定させました。勝ち点は44に到達し、直接対決の成績でも降格圏のチームに対して取り返しのつかないリードを築いたため、順位表のプレッシャーから完全に解放されました。
これはバジェカスにとって歴史的なマイルストーンです。102年におよぶクラブの歴史において、トップリーグに6シーズン連続で留まることは一度も達成されたことがない前人未到の記録です。2021年にアンドニ・イラオラ元監督の指揮下で1部復帰を果たして以来、クラブは持続的で確固たる成長を遂げており、今回の残留はその安定ぶりを如実に証明するものとなりました。残り2試合では、リーグのトップ10入りを目指す戦いにシフトすることになります。
(via Estadio Deportivo)
熱狂のライプツィヒへ:クリスタル・パレスとのカンファレンスリーグ決勝
リーグ戦での重圧から解放されたラージョ・バジェカーノにとって、今シーズンの締めくくりは夢のような舞台が待っています。チームはドイツのライプツィヒで開催されるUEFAカンファレンスリーグ決勝で、イングランドのクリスタル・パレスと激突します。
このクラブの歴史に残る一大イベントに向けて、すでに数千人規模の熱狂的なラージョファンが動員されており、バジェカスの街全体がかつてないほどの熱気と期待に包まれています。トップリーグでの歴史的残留を確定させた今、選手たちは何の憂いもなく、タイトル獲得という究極の目標に向けて全力を注ぐことができる理想的な状況を迎えています。
(via Estadio Deportivo)
バレンシア戦の死闘:相手チームからの高い評価と負傷トラブル
第36節のバレンシア戦は、アウェイのメスタージャで1-1のドローに終わりましたが、この試合はピッチ上で激しいインテンシティがぶつかり合う死闘となりました。前半40分にディエゴ・ロペスに同点ゴールを許したものの、ラージョのプレースタイルはバレンシアを大いに苦しめました。
試合後、バレンシアのルイス・リオハはラージョについて次のように振り返り、その手強さを称賛しています。
『彼らは背後、そしてさらに背後を狙うプレーをするため、ゲームの力学を非常に壊してくるチームです。私たちは彼らが背後に残したスペースを活かす術を知りませんでした。最終盤には彼らがよりゲームの主導権を握り、自分たちが望んだような猛攻を仕掛けることができませんでした。ラージョはプレッシャーをかけてラインを押し上げることを好むチームで、私たちはそれを食い止めようとしましたが、彼らの狙いがうまく機能する時間帯もありました。』
また、この試合の激しさを物語るように、バレンシア側には深刻な負傷者が続出しました。左サイドバックのキャプテン、ホセ・ルイス・ガヤは後半63分に大腿四頭筋の断裂の疑いでピッチに倒れ込み、ヘスス・バスケスと交代。さらに右サイドバックのレンソ・サラビアも前半30分の時点で筋断裂の疑いにより交代を余儀なくされています。
(via SPORT)
ビジャレアル戦に向けたマルセリーノ監督の警戒
ラージョ・バジェカーノは次節、ホームのバジェカスにビジャレアルを迎えます。ビジャレアルを率いるマルセリーノ・ガルシア・トラル監督は、試合前の記者会見でラージョのホームスタジアムが持つ独特の難しさと、チームの完成度の高さについて強い警戒感を示しました。
マルセリーノ監督は次のように語っています。
『私たちは非常に複雑なスタジアムに向かいます。彼らはそこであまり失点を許しません。私の記憶が正しければ、彼らは1月からあの場所で負けていないはずです。試合そのものも、そしてスタジアムの環境も、私たちに多くのものを要求してくるでしょう。勝つためには非常に良い状態でなければなりません。』
さらに、バジェカス特有の試合展開についても言及しました。
『彼らは非常に速い攻守の切り替え、行ったり来たりの展開を持っています。大抵の場合、非常にオープンな試合展開になります。』
(via Estadio Deportivo)
ベンチでの因縁:イニゴ・ペレス監督とマルセリーノ監督の対決
ビジャレアル戦で最も注目を集めているトピックの1つが、両チームの指揮官の顔合わせです。現在のラージョを率いるイニゴ・ペレス監督は、将来的にビジャレアルのベンチに座り、マルセリーノ監督の後任となる可能性が高いと報じられており、この対決には大きな関心が寄せられています。
しかし、当のマルセリーノ監督はこの話題に対して過剰な煽りを避け、冷静な姿勢を貫きました。
『そのことは私を不安にさせませんし、興味をそそるような感情も生み出しません。ゲームはピッチの上で行われるものです。私はこの試合を、他のあらゆる試合と同じように評価しています。私たち監督は、ただベンチにいるだけの存在です。バジェカスのベンチは非常にタイトで、タッチラインにとても近いので、少し気をつけなければなりません。それだけのことです。11人対11人の試合であり、美しい試合、そして残り2戦目の素晴らしいことです。』
(via ElDesmarque)
【本日の総括】
ラージョ・バジェカーノは1部リーグへの6年連続残留という102年のクラブ史を塗り替える偉業を成し遂げました。バレンシア戦での激しい戦いぶりは相手からも高く評価されており、ビジャレアルのマルセリーノ監督もバジェカスでの対戦に強い警戒心を抱いています。リーグ戦での重圧から解放されたチームとファンは、今まさに歴史的なカンファレンスリーグ決勝のライプツィヒへ向けて最高の状態に仕上がっています。






