RCDマジョルカ
自動昇格枠の2位とすでに6ポイント差が開いてしまったRCDマジョルカは、開幕8試合のうち半数にあたる4試合で無得点に終わるなど、深刻な攻撃不振に陥っています。特に敵地での決定力不足は顕著で、ホーム(ソン・モイシュ)では7ゴールを記録しているのに対し、アウェイゲームではわずか1ゴールにとどまっています。前節ジローナFC戦では、90分間を通じて枠内シュートがわずか「0本」という惨状でした。
ルイス・ガルシア監督やサイドバックのトニ・ラトは『ボールを保持した際にもっとパーソナリティ(積極性と気概)を持たなければならない』と指摘しています。アタッキングサードまでボールを進めても、リスクを冒さずにバックパスを選択し、最終的にGKアルナウ・テナスまで下げてしまう場面が目立ちます。アルナウ・テナスはジローナ戦で44回のパスを供給(相手GKガッサニーガは30回)するなど、攻撃の停滞を象徴するデータとなっています。
この傾向はアラサテ前監督時代にも散見され、デミチェリス前監督が精神面から改善を図っていたものの、再び元の消極的な状態に逆戻りしてしまっています。また両ウイングも存在感を欠いており、指揮官はジローナ戦でウイングを排除したシステム変更を断行したものの実を結びませんでした。8試合で3失点というリーグ屈指の堅守を維持しているものの、攻撃陣とのバランスが著しく偏っており、昇格争いに踏みとどまるためには攻撃の意識改革と修正が不可欠です。(via SPORT)