CDテネリフェ
CDテネリフェのスポーツディレクター(SD)を務めるマヌ・ギジュ(Manu Guill)が、自身の契約を2029年まで延長したことを明かした。契約は「2+2+2」の構造となっており、最初の2年間でプロ復帰(2部復帰)を果たし、次の2年間で1部昇格を達成することをロードマップに掲げている。ギジュSDは、下部組織(カンテラ)出身選手の積極的な起用と、ペカル(Pecar)やクルジチアリッチ(Krdzalic)といった若手有望株の価値を高めて売却益(プラスバリア)を生み出すモデルをクラブの絶対的教義として位置づけている。
しかし、この若手主体の長期プロジェクトと、現場を指揮するアルバロ・セルベラ(Álvaro Cervera)監督の手腕との間には戦術的・編成上の摩擦(choques)が浮き彫りとなっている。セルベラ監督は現在のスカッドについて「ボール保持のクオリティ不足」や「2部リーグの激しい要求水準に適応しきれていない外国人選手の多さ」を懸念しており、即戦力を好む監督の戦術思想とのギャップが今後の課題として指摘されている。
チームは直近のセルタ・フォルトゥナ戦(バライドス)で、ナチョ・ヒル(Nacho Gil)が先制ゴールを決めたものの、92分に痛恨のミスマッチから追いつかれ1-1の引き分けに終わった。だが、クラブ側は先制点を挙げたナチョ・ヒルのこれまでの献身とクオリティを高く評価しており、一つのミスで評価が揺らぐことはないと全面的に擁護している。現在10試合で勝ち点13(降格圏と5ポイント差)に位置するテネリフェにとって、フロントの路線と現場の戦術の一致が上位進出への鍵を握っている。(via SPORT)