右サイドバック補強の切り札アルナウ・マルティネス獲得交渉と5年契約の全貌
移籍市場の閉幕まで残り20日を切る中、バレンシアの最大の補強優先事項は右サイドバックの獲得です。現在、チームに本職の右サイドバックはディミトリ・フルキエしかおらず、彼もコンディションが万全ではなく開幕に間に合わない可能性があるため、競合できる選手を探しています。
この危機的状況を打開するため、クラブのフットボールCEOであるロン・グーレイは、ギロナFCの23歳の実力派DFアルナウ・マルティネス(3バックの右センターバックにも対応可能)の獲得に向けて極めて具体的な交渉を進めています。すでにバレンシアは選手側と年俸約300万ユーロ(総額)をベースとした5年契約で合意に達しており、クラブの厳しい財務枠を考慮して、年数を経るごとに基本給が上昇するスライド式の契約内容が提示されています。これはDiego LópezやJavi Guerraの契約時と同様の手法です。アルナウ自身も、他クラブからの打診を断り、『何が何でもバレンシアでプレーしたい』と強い決意を周囲に明かしています。以前にトーマス・ムニエ獲得交渉が破談していた経緯もあり、アルナウはコルベラン監督からデイジロー・チリーノを上回る最も熱望される人材です。
現在はギロナのスポーツディレクター、キケ・カルセルとのクラブ間交渉が最大の焦点です。ギロナは公的には契約解除金である800万ユーロ満額での放出を主張していますが、内部では2部降格に伴うサラリー制限の確保のために値引きに応じる姿勢を見せています。バレンシアのファーストオファーである400万ユーロ+ボーナスは拒否されましたが、現在は移籍金を600万ユーロまで引き上げ、さらに将来的にバレンシアがアルナウを売却した際の数パーセントをギロナに譲渡する条件で、今週中にも最終合意を取り付けるべく交渉が熱を帯びています。(via SPORT)