クラブ売却問題: ラモス関与の買収劇が資金難で暗礁に

🏢 セビージャのクラブ売却交渉は非常に危機的な状況に陥っている。マルティン・インクが率い、セルヒオ・ラモスも共同出資者として動いている投資ファンド「Five Eleven Capital」への株式売却が進められていたが、買収に必要な約4億ユーロと、買収後に行うべき資本増資8000万ユーロを裏付ける銀行保証が未だに提示されていない。売り手側はメキシコの主要投資家が撤退したと漏らしており、5月31日の独占交渉期限が迫る中、資金不足で破談になる可能性が高まっている。対象となる株式の73%はすでに差し押さえなどの負担から解放されている状態だ。もしこの交渉が失敗した場合、6月1日以降に別のアメリカ系投資家との交渉をゼロから始めることになり、手続きは8月までずれ込む見込み。これにより来季の監督人事や補強計画は完全に麻痺し、再び降格争いを強いられる危険性が指摘されている。

(via Estadio Deportivo)

移籍市場の混乱: マリン獲得破談の危機とメルカドの訴訟リスク

⚠️ クラブ上層部の権力の空白は、移籍市場にも直接的な被害をもたらしている。5月31日でスポーツディレクターのアントニオ・コルドンが正式に退任し、現在はホセ・イグナシオ・ナバーロが暫定的に引き継いでいる状態だ。コルドンが数ヶ月前にイタリアへ飛び、ピサのルーマニア代表MFマリウス・マリンと事前合意を取り付けていたが、この経営の混乱によって交渉は完全にストップした。イタリアの報道では、セビージャはマリンの獲得を完全に放棄したとされている。マリンはピサとの契約を更新せず退団を決めており、サポーターにも別れを告げたが、彼の新天地がサンチェス・ピスフアンになる可能性は極めて低い。また、インデペンディエンテ・デル・バジェのパトリック・メルカドについては、大怪我を理由にセビージャが獲得を見送る方針だが、選手側はすでに労働契約が結ばれていると主張しており、契約を一方的に破棄した場合はセビージャが提訴される法的リスクを抱えている。

(via Estadio Deportivo)