欧州5大リーグ最長政権!フェルナンド・ロイグ会長が歩む30年の軌跡とベルナベウ超えへの展望
ビジャレアルの偉大な歴史を語る上で欠かせないフェルナンド・ロイグ会長は、1997年5月にクラブの筆頭株主となって以来、今シーズンで30年目という驚異的な節目を迎えました。彼が就任した当時、わずか人口5万人程度の小さな町を拠点にしていたチームは2部に沈んでいましたが、ロイグ会長は周囲が耳を疑うような『2年以内に1部へ昇格させる』という公約を掲げ、それを見事にわずか1年で現実のものにしました。
その後、ビジャレアルは欧州屈指の強豪へと変貌を遂げました。2005年にはクラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場を果たし、初挑戦ながら準決勝に進出。フアン・ロマン・リケルメの痛恨のPK失敗により、アーセナルを相手に決勝進出を阻まれたものの、ヨーロッパにその名を知らしめました。そして2021年には、ポーランドのグダニスクで行われたヨーロッパリーグ決勝でマンチェスター・ユナイテッドを22人にも及ぶ死闘のPK戦の末に下し、悲願の初タイトルを獲得。翌年にはユヴェントスやバイエルン・ミュンヘンといった世界的なメガクラブを破って再びチャンピオンズリーグ準決勝へと進出しました。
ロイグ会長の構築したモデルは、財政の健全性、安定した経営、育成への飽くなき投資、そして今は亡き右腕ホセ・マヌエル・リャネサ氏との固い絆によって支えられてきました。
現在、ロイグ会長は欧州5大リーグで現役最長の在任期間を誇るプレジデントとなっています。レアル・マドリードの伝説的な会長サンティアゴ・ベルナベウが打ち立てた史上最長記録まで、あと5年に迫っています。ラ・リーガでは、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長が25年、アトレティコ・マドリードのエンリケ・セレソ会長が24年、そしてフロレンティーノ・ペレス会長(レアル・マドリード)は2つの政権期を合わせて24年を数えます。またイタリアでは、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長やナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が23年を務めており、ロイグ会長の30年という歩みがいかに並外れたものであるかが窺えます。(via SPORT)
【本日の総括】
本拠地初陣を前にシステム変更で初白星を狙うトップチーム、主力復帰で連勝を目指すBチーム、そして30年にわたりクラブの奇跡を支えてきたロイグ会長の軌跡など、ビジャレアルの現在と未来、そしてこれまでの歩みをつなぐ話題が満載の一日です。新生イエローサブマリンの今週末の戦いから目が離せません。