伝統のシステムを封印!テルジッチ監督が施した4-1-4-1の奇策ハイプレス戦術

エディン・テルジッチ監督は、これまでのアスレティックで定着していたお馴染みの4-2-3-1システムを封印し、中盤の構成をガラリと変えた4-1-4-1という驚きの新フォーメーションをセルタ戦で採用しました。⚙️

この戦術では、ベニャト・ゲレナバレーナをワンアンカーに据え、その一列前にガラレタとサンセを配置。ガラレタは攻撃時に積極的に前線へと顔を出し、2列目のタレントたちを力強くサポートしました。さらにこのシステムを機能させたのが、前線からの果敢なハイプレスです。相手のビルドアップに対して両サイドバックが非常に高い位置まで飛び出してプレッシャーをかけるアグレッシブな守備を徹底し、セルタに自由な組み立てを一切許しませんでした。

キックオフ直後はこの急進的な戦術調整が馴染みきれず、セルタにカウンターから抜け出されて守護神ウナイ・シモンが1対1を止める危ないシーンを2度ほど作られましたが、一度守備の歯車が噛み合うと戦況は一変。中盤で次々とボールを奪取し、前半はセルタを完全にハーフコートに押し込むことに成功しました。

一方で、後半に入りハーフタイムでの4枚替えを行ったセルタが怒涛の反撃を仕掛けてくると、テルジッチ監督は素早く対応。チームを低い守備ブロックであるブロック・バホへとシームレスに移行させ、守備の堅牢性を保ちながらカウンターからニコ・ウィリアムズらが好機をうかがうという、非常に柔軟で多才な二面性のゲームマネジメントを示しました。(via Mundo Deportivo)