【歴史的転換点

マラガCFの運命を大きく左右する「アル・サーニ事件」が裁判所で歴史的な転換点を迎えています。ピッチ上での戦いとは裏腹に、進展が遅れていた司法手続きにおいて裁判官が重要な決断を下しました。

アンダルシア高等裁判所(TSJA)のマリア・デ・ロス・アンヘレス・ルイス裁判官は、海外に潜伏して出頭に応じないアル・サーニ家の残りのメンバーを待つことなく、出頭可能な被告のみで裁判を進める「分離手続き(pieza separada)」を開設する方針を打ち出しました。

この分離公判によって、すでに拘留されているラーカン・アル・サーニに加え、かつてクラブのハイレベルな経営陣に名を連ねていた元幹部5人(モアヤド・シャタット氏、ホアキン・ホフレ氏、マヌエル・ノボ氏、ビセンテ・カサード氏、ロベルト・カノ氏)の出席のもとで公判口頭弁論が先行して開催されることになります。

検察側はアブドゥラ・アル・サーニ前会長およびその3人の息子に対し、不正占有で懲役6年、背任管理で懲役6年、不当な合意の強制で懲役2年の合計14年の懲役刑を求刑しています。なお、元幹部5人については最後の不当な合意の強制の容疑からは外されています。

長年にわたり裁判不出頭や弁護士の不在を利用して司法手続きの引き伸ばしを図ってきたアル・サーニ家ですが、裁判官の決断とラーカンの収監により、逃亡を続ける前会長不在のままでも裁判が実質的に進行する局面に突入しました。(via SPORT)