国王杯1回戦ピナタル戦で1-3逆転勝利!ビガスの痛恨ミスを帳消しにしたFWポンセの覚醒2発と新鋭ホウアリの圧巻ゴラッソ

10月27日に行われたコパ・デル・レイ1回戦において、エルチェCFは地域リーグ(プレフェレンテ)のピナタルと対戦し、1-3で逆転勝利を収めて無事に2回戦進出を決めました。格下相手の敵地での一戦は、予想外の苦しい立ち上がりとなりました。

大歓声に包まれた敵地で、試合が動いたのは17分でした。エルチェのDFペドロ・ビガスがGKイトゥルベへ送ったバックパスが弱くなり、イトゥルベの対応の一瞬の迷いを見逃さなかったピナタルのFWモハにボールを奪われ、まさかの先制点を許す波乱の展開となります。

しかし、立ち上がりの失点からチームを救ったのがストライカーのエセキエル・ポンセでした。ホサンのクロスから強烈なヘディングシュートを放って相手ゴールを脅かすと、31分に同点ゴールを奪います。ショートコーナーから新鋭ホウアリが放ったミドルシュートのこぼれ球に反応し、相手GKフアン・マルティネスの鋭いセーブに一度は阻まれたものの、詰めたボールを泥臭く押し込んで1-1の同点に追いつきました。

後半に入ると地力に勝るエルチェが試合を優位に進めます。53分、ディアンカナが果敢なドリブルで相手陣内深くへ侵入すると、混戦からこぼれたボールに再びポンセが反応。鋭い左足のグラウンダーのシュートをゴール隅に叩き込み、見事な「ドブレテ(1試合2ゴール)」で1-2と逆転に成功しました。

その後もモレンテやホサンが追加点のチャンスを迎える中、相手の反撃をGKイトゥルベがしっかり防ぐと、試合を決定づける見事なゴールが81分に生まれます。この日絶好調の若手ホウアリが、相手DF陣をあざ笑うかのような鮮やかな連続ドリブルでペナルティエリア手前まで持ち込むと、右足を振り抜きゴール隅へ美しいミドルシュートを突き刺しました。相手の控えGKダニ・アコスタの手にわずかに触れながらもネットを揺らす圧巻のゴラッソ(1-3)となり、格下の粘りを粉砕しました。

ビガスのミスによる失点というヒヤリとする場面はあったものの、ポンセの勝負強さとホウアリの才能が光り、エルチェはしっかりとカップ戦の義務を果たして次のラウンドへ駒を進めました。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

10月のラ・リーガ月間MVP候補に守護神ディトゥーロが選出されるという朗報が届くなか、アンセルミ監督率いるエルチェは守備の好調を維持してバレンシアとのダービーに臨みます。国王杯での逆転勝利とFWポンセの復調も追い風となり、ホーム初勝利に向けたチームの士気は最高潮に達しています。