アンセルミ監督が語る勝利の重み、家族への捧げ物、そしてベンチ外メンバーの起用構想
数性的不利を克服して掴み取った感動的な初勝利を受け、マルティン・アンセルミ監督が勝利の真の価値と、チームマネジメントにおける深謀遠慮を明かしました。
ラ・リーガEAスポーツでの自身初勝利となった指揮官は、この価値ある勝ち点3を陰で支え続けてくれた最愛の家族へ捧げると語り、感極まった様子を見せました。
『この勝利は私の妻と子供たちのためのものです。目に見えない場所で日々私を支え、膨大な時間をサッカーに捧げる私の背中を大きな犠牲と共に耐え忍んでくれている家族に捧げたい。個人的な胸のつかえが取れたこと以上に、チームの内部にとってもこれ以上ない大きな救いとなりました』
開幕から7試合を終えたチームの成長について、指揮官は試合を重ねるごとにチームとして確実に成熟してきたと分析。シーズン序盤に散見された痛烈なミスによる失点を反省しつつ、夏の移籍市場が閉幕した今、残されたメンバーで最高の調和を追求していく姿勢を鮮明にしました。
また、試合展開の波に押される中で発生した選手起用やメンバー構成の裏側についても具体的に言及しました。
この試合で出場機会のなかったファクンド・ボナノッテについては、試合展開がセンターバックの投入や高速カウンターの走者を求めていたという戦術的理由(ビガス、オソリオ、バルジック、テテ・モレンテらの投入)によるものであり、純粋に試合の展開上の要求であったと説明しました。
さらに、今回の遠征メンバーから外れた若き才能アリ・ウアリの現状についても強い期待を寄せています。
『私は彼を非常に高く信頼しています。非常に若く、我々が擁する若いタレントの中でも最高レベルの質を持った選手の一人です。彼がチームの中心としてピッチに立てるよう、これからも日々のトレーニングで共に取り組んでいきます。遠征メンバーに入る選手もいれば外れる選手も出ますが、彼を高く評価しているという事実に変わりはありません』
敵地RCDEスタジアムまで駆けつけ、熱烈な声援を送り続けたサポーターに対しても『彼らの声はしっかりとピッチまで届いていた。サポーターに誇らしい勝利をプレゼントできて心から嬉しい』と感謝を述べたアンセルミ監督。苦難を乗り越えた指揮官のもと、エルチェのプロジェクトは新たなフェーズへと確実に踏み出しています。(via MARCA)