対戦相手アブデの波乱万丈な歩み

カルス地区出身の先輩である24歳のエズ・アブデは、現在ベティスでラ・リーガ屈指の左ウイングへと成長を遂げ、UEFAチャンピオンズリーグ出場を目指すチームの中心選手となっています。Transfermarktにおける市場価値は4000万ユーロに達し、ルイス・エンリケ監督率いる欧州王者PSGをはじめとするビッグクラブからの関心も噂されています。アブデがマルティネス・バレーロのピッチに立つのはキャリアで2度目となります。

7歳でエルチェに渡ってきたアブデは、2016年に緑と白のユニフォームを脱ぎ、ライバルであるエルクレスの青と白のユニフォームを選びました。セグンダBでわずか22試合に出場した段階で才能を爆発させると、バルセロナが契約解除金200万ユーロを支払って獲得(この移籍を巡り当時のエルクレス幹部は現在も資産隠し容疑で裁判が続いています)。バルサのトップチームで14試合に出場しました。

そして2022年夏、エルチェとアブデの間には決定的な転機がありました。出場機会を求めたアブデはエルチェへの復帰に極めて近づいており、移籍市場最終日にはオーナーのクリスティアン・ブラガルニクとの合意がほぼ完了していました。しかし、アブデは直前で方針を転換し、エルチェ復帰を断念してオサスナへの移籍を選択。翌年にはベティスへ移籍し、現在の地位を築き上げました。

かつて断念した故郷のクラブの前でどんなプレーを見せるのか、そしてブバとの激闘がどのように展開するのか目が離せません! (via SPORT)