元セルタのバディージョが前監督を告発 わずか3ヶ月で退団した舞台裏とオスカール・ガルシア元監督の冷酷な振る舞いを暴露

かつてセルタに在籍した元ウイングのアルバロ・バディージョが、現役引退から2年が経過した今、ポッドキャスト番組『Climbers』でバライードスでの不遇な3ヶ月間について口を開きました。

2020年夏、レアル・ベティスの下部組織出身でグラナダを退団しフリーとなっていたバディージョは、期待を寄せてセルタへ加入しました。しかし、公式戦に1試合も出場することなく、わずか3ヶ月でエスパニョールへ期限付き移籍することになりました。

バディージョは当時の指揮官であったオスカール・ガルシア監督に対し、指導者としてだけでなく人としても壊滅的だったと激しく批判しています。

『オスカール・ガルシアは指導者として恐ろしいほど悪かった。スポーツ面の話だけではなく、クラブにやってきても挨拶すらしなかった。練習はすべてコーチが主導していて、人としても挨拶ひとつしない最悪な人物だった』

試合に出られない日々が続き、プレシーズンマッチでも出場機会が与えられなかったバディージョは、当時のスポーツ・ディレクターであったフェリペ・ミニャンブレスのもとへ直談判に行きました。

『監督の承諾を得て私を獲得したのですか?こんな状況は筋が通りません。市場が閉まる前にプレシーズンで5試合を戦いましたが、私は1試合も出ないどころかウォーミングアップすらさせてもらえませんでした。笑ってしまうほどでした』

バディージョは自身の当時の姿勢についても振り返り、反省の弁を述べています。

『当時の私は子供じみていて愚かでした。「この監督は長く持たないだろうから、静かにトレーニングを続けてチャンスに備えよう」と考えるべきでした。しかし、自分勝手になってしまい、そこに留まりたくなかったのです』

結果として、バディージョはエスパニョールへ移籍し、昇格に伴う買取り義務条項により完全移籍を果たしました。セルタはフリーで獲得した選手に対して給与を支払うことなく(エスパニョールが全額負担)、最終的に約170万ユーロ(約2億7000万円)の売却益を得るビジネス的な大成功を収めました。バディージョは『ミニャンブレスは私に高級魚のディナーをおごるべきだ』と冗談交じりに語っています。

なお、バディージョが退団した1ヶ月後、オスカール・ガルシア監督は成績不振と選手層との関係悪化により解任されました。バディージョはその後エスパニョール、マラガ(18試合3ゴール)、エイバル(22試合)、ラシン・フェロル(22試合)を渡り歩き、2023-24シーズンを最後にスパイクを脱いでいます。(via MARCA / Estadio Deportivo)