試練を乗り越えたアンセルミ監督との絆とGK陣の温かな信頼関係

シーズン開幕直後、まさかの連続ミスから大きな批判の的に晒されたディトゥーロだが、その窮地を救ったのはマルティン・アンセルミ監督とクラブの仲間たちからの絶え間ない信頼だった。ディトゥーロは、指揮官と交わした対話について『マルティン(アンセルミ監督)が見せてくれたバックアップには心から感謝している。彼とは本当に誠実で、極めて深い話し合いを重ねた』と振り返り、建前ではない真のサポートが自身の立ち直りに不可欠であったことを強調した。

アンセルミ監督の戦術思想についても触れ、エベル・サラビア前監督が仕込んだボール保持のスタイルをベースに踏襲しつつも、相手に応じた戦術的柔軟性や勝ちきるための競争力を劇的に注入していると評価。『戦術的な細部は異なれど、ポゼッションの根底にある考え方は前監督と似ている。しかしアンセルミ監督は、チームを一つにまとめ、対戦相手に応じて適応させる手腕が実に素晴らしい。毎試合同じ戦い方を貫くのではなく、状況に合わせて柔軟に戦う術を授けてくれた』と全幅の信頼を寄せている。

また、同じゴールキーパーとして一番近くで切磋琢磨するアレハンドロ・イトゥルベとの特別な関係性も明かされた。加入から1年半にわたり公式戦出場がないイトゥルベに対し、ディトゥーロは『彼とは最高の関係を築いている。一緒にマテ茶を飲み、ロッカールームやチームバスでも常に隣同士で座り、サッカーや人生について語り合っている』と告白。若い頃の自分を重ね合わせつつ『彼がどれほど苦しい思いをしてきたかを知っているが、彼は一度たりとも腐らずに練習に励んできた。彼なら出番が巡ってきた時に必ず素晴らしいプレーを見せてくれるはずだ』と絶大な信頼と温かいエールを送っている。(via MARCA)