エンドリッキ挑戦の真実

チャンピオンズリーグのASローマ戦で、1-3の絶望的状況から怒濤の反撃を呼び込みMVPに輝いた20歳のエンドリッキ。今季のプレシーズンで筋肉を痛めて出遅れ、ローマ戦の前までは今季わずか4分間しかプレーしていませんでした。

昨季はフランスのリヨンへレンタル移籍し、21試合で8ゴール5アシストを記録して能力を証明したエンドリッキですが、今季も序盤は出番に恵まれず、冬の移籍市場での再レンタルが噂されていました。しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督は夏にローマから届いたオファーを蹴っており、今回の試合後も『彼をレンタルで出すなんてあり得ない。彼がチームに何をもたらすことができるか私は知っている』と完全残留を明言しました。

エンドリッキはチャンピオンズリーグにおいて「88分に1ゴール」という驚異的な得点効率を叩き出しています。ローマ戦でも後半59分に投入されると、圧倒的なスピードと力強さで相手防衛線を切り裂き、彼のヘディングからカルロス・エスピの追撃弾が生まれ、さらに自ら渾身の同点ヘディングシュートを叩き込みました。

ヴィニシウス・ジュニオールの4試合出場停止により、エンドリッキの前線や右サイドでの出場機会は大きく広がる見込みです。劇的勝利の後、エンドリッキは『ベンチにいるとき、神様と対話していました。コーチのヌーノに呼ばれてピッチに向かうときも神様と話し続けていました。こんなに早く呼ばれるとは思っていませんでしたが、大好きなサッカーができて本当に嬉しいです。今日の活躍で自分の立場が変わるかはわかりませんが、監督の指示に従うだけです』と誠実な胸の内を明かしています。 (via MARCA)