ヴァルデベバス崩壊:選手間の暴力沙汰と監督の孤立

今シーズンの無冠が確定的となり、レアル・マドリードのロッカールームの雰囲気は耐え難い状況に陥っており、まさに火薬庫と化している。水曜日のトレーニングでは、フェデ・バルベルデとオーレリアン・チュアメニがプレー中のファウルを巡って激しく口論し、突き飛ばし合いに発展した。殴り合いの一歩手前までいったこの争いは、ロッカールームに戻っても大きな声での言い争いが続き、ヴァルデベバスで起きた近年で最も緊迫したトラブルとなった。

さらに、数週間前のアラベス戦とベティス戦の間に、アントニオ・リュディガーがアルバロ・カレーラスを平手打ちした事件も確認された。この件について、ジャーナリストのマノロ・ラマはCOPEの番組内でリュディガーを不快なキャラクターであり態度が非常に悪いと批判し、『Prefiero no encontrármelo en una escalera, porque no sabes cómo te va a reaccionar』(彼がどう反応するかわからないから、階段で彼に出くわしたくはない)、『El loco nunca se pega el puñetazo él, el loco se lo pega a los demás siempre』(狂人は絶対に自分自身を殴ることはなく、狂人は常に他人を殴るものだ)と断罪した。リュディガーの過去の行動として、乳首をつねる、へそに指を突っ込むといった奇行も問題視されている。

これに対し、アルバロ・カレーラスは自身のSNSで声明を発表し、『Respecto al incidente con un compañero, se trata de un asunto puntual sin relevancia que ya está zanjado. Mi relación con todo el equipo es muy buena』(チームメイトとの一件については、無関係な単発の出来事であり、すでに解決済みだ。チーム全員との私の関係は非常に良好だ)と弁明した。リュディガーはロッカールームで謝罪し、事態収拾のためにチーム全員と家族を食事に招待した。また、カレーラスはエスパニョール戦でフェルラン・メンディが負傷した際、アルバロ・アルベロア監督が代役にフラン・ガルシアを選んだことに対して皮肉な笑いを浮かべたとされる件についても、『Mi compromiso ha sido íntegro desde el primer día』(私のコミットメントは初日から完全なものだ)と反論している。

選手間の亀裂だけでなく、監督との対立も深刻化している。アルベロア監督は就任からわずか4ヶ月で完全にコントロールを失っており、来季の構想から外れている状態にある。現在、最大6人の選手が監督と口をきいていない。キャプテンのダニ・カルバハルは直近7試合中5試合で出場機会を与えられず、ベテランとしての扱いを求めて監督と対立しており、ワールドカップ出場を逃すことを恐れて怒りを感じている。ダニ・セバージョスやラウル・アセンシオも出場機会の少なさから監督と衝突しており、セバージョスは万全の状態でありながら直近2試合の招集メンバーから外されていた。 (via MARCA, SPORT, Esport3, Mundo Deportivo, ElDesmarque)