残留とヨーロッパ進出が懸かる大一番とチームの現状
オサスナの男子サッカーチームは現在、まだ数学的な1部残留を決めていない状況に置かれている。勝ち点42でエスパニョールと並んでおり、次節はそのエスパニョールをホームのエル・サダルに迎える直接対決となる。この試合は両チームにとって残留を決定づける可能性のある非常に重要な決勝戦である。選手たちはシーズンの最終盤を迎えて疲労困憊の状態にあるものの、力を振り絞ってこの一戦に臨む構えを見せている。また、他会場の試合結果や最終的な勝ち点の並び次第では、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ進出の可能性もごくわずかながら残されている。もし複数のチームが同勝ち点で並んだ場合、オサスナは得失点差がマイナス4であり、マジョルカのマイナス11やジローナのマイナス15よりも優位に立っている。さらに、直接対決の成績ではジローナやマジョルカ、ラージョ・バジェカーノと互角であり、こうしたデータが最終的な順位決定において極めて重要な意味を持つことになる。 (via SPORT)
アレッシオ・リスチ監督が語る試合への決意とスタジアムの魔法
オサスナのアレッシオ・リスチ監督は、今年最も重要な試合を前にした記者会見で、チームに求める姿勢を明確に示した。『100%、あるいはそれ以上の力を出さなければ意味がない』と語り、選手たちに限界を超える努力を求めている。また、他会場の途中経過を気にするような姿勢を徹底的に排除し、『明日はラジオやその他の情報は一切なしだ。私たちは勝つためにピッチに出なければならない。自分たちのこと、そして勝利することだけを考え、計算などしている場合ではない。私はチームに勝つためにピッチへ出てほしいのだ』と必勝の決意を露わにした。リスチ監督は極限のプレッシャーがかかる現在の状況についても非常に前向きに捉えており、『私はいつも言っていることだが、最終的に強い感情を味わえるからこそサッカーは素晴らしいのだ。別の感情を求めていたのは事実だが、私自身はこうした感覚を味わうのが好きだ。ミランデス時代にアモレビエタ戦で残留を決めた週が一番楽しかった。このような状況になった以上、私たちはこの状況を生き抜かなければならない。このような事態になることは望んでいなかったが。リーグ戦はまさに狂気の沙汰だ。私たちには特別な午後を経験するチャンスがあるのだ』と力強く語っている。さらに、ホームの利点については、『チームは私たちが勝ち点を得て勝利するために多くのことを行っていると理解しているが、私たちは常に試合を分析している。ホームでは非常に良いプレーができているし、同じ路線を継続しなければならない。明日は素晴らしいエル・サダルになることを期待している。ホームでプレーする時、私たちは12人になる。数字がそれを明確に物語っている。明日は最高のバージョンを期待している。明日の鍵の一つは、ミスと共存する方法を知ることだ。私たちは全員がそのことを自覚しなければならない』とファンと共に戦う姿勢を強調した。対戦相手のエスパニョールについても、『彼らは死に絶えたチームではない。常に競争力を発揮し、勝ち点獲得の近くにいる。ダイレクトプレーに非常に優れたフォワードを擁しており、キケ・ガルシアのことは皆さんもよくご存知だろう』と強い警戒感を示しつつ、『私たちはあらゆるシナリオに対して準備を整えておかなければならない。ゴールは無から生まれる可能性がある。1つのゴールを決めるために、ポゼッションが20分かかることもあれば3分で済むこともある。私たちはゴールが生まれると信じなければならない』と最後まで諦めない戦いを説いている。 (via Mundo Deportivo)
ビクトル・ムニョスの負傷状態とベンチ入りの真相
オサスナの攻撃陣において最も危険な武器となっているビクトル・ムニョスだが、負傷により今夏のスペイン代表参加すらも不透明な状態に陥っている。しかし、リスチ監督はこの重要な一戦に彼を帯同させることを確認した。指揮官はその起用について、『彼についてはどうなるか分からない。招集メンバーに入れ、ベンチには入るだろう。しかし、応援に来るのか、それともプレーするのかは分からない。普通に考えればプレーはしないだろう』と語り、実際にピッチに立つ可能性は極めて低いことを示唆している。それでも無理を押してチームに同行する理由として、『彼は信じられないほどプレーしたがっている。彼次第ではないのだが、その意欲と献身的な姿勢は凄まじいものがある』とその並外れたメンタリティとチームへの貢献意欲を高く評価し、チーム全体の士気を高める存在としてベンチに置く判断を下している。 (via Estadio Deportivo)
相手将マノロ・ゴンサレスが語るオサスナへの警戒と引き分け狙いの完全否定
対戦相手であるエスパニョールのマノロ・ゴンサレス監督は、両チームが勝ち点42で並んでおり、引き分けでも互いに有利に働く可能性があることから囁かれていた「談合(ビスコット)」の噂を真っ向から否定した。『サッカーにはこういうことがある。憶測や作り話、世の中には退屈している人がたくさんいるのだ...私たちは勝ちに行く。そうすれば残留できると分かっているからだ。最終節のレアル・ソシエダ戦まで待ちたくはない』と断言している。さらにゴンサレス監督はオサスナというクラブを絶賛しており、『彼らは模範的なクラブだ。年々改善を重ねており、それこそが成長の道だ。彼らは完璧にやっている。ミランデスから来た素晴らしい監督がいて、とても良い仕事をしている。オサスナを分析すれば、常に試合に食らいついていることがわかる。スポーツディレクションの素晴らしい仕事により、非常に良いチーム編成となっている。難しい試合になるだろう』と最大限の敬意と警戒を払っている。そしてこの大一番に向けて、『私たちが対戦する相手がどんな相手であれ倒せる能力があることは証明してきた。エル・サダルへ行って命を懸ける以外の選択肢はない』とオサスナのホームスタジアムでの激闘を覚悟している。 (via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
オサスナは残留を懸けた大一番となるエスパニョール戦に向けて、リスチ監督のもとでエル・サダルの魔法とファンとの一体感を武器に必勝を期している。負傷中のビクトル・ムニョスも精神的支柱としてベンチ入りし、相手のエスパニョールも引き分け狙いを否定して死力を尽くす構えを見せており、文字通りの総力戦となる。






