デポルティーボ戦と2018年の記憶
代表中断明けとなる今週末の日曜日(現地時間16:15)、レアル・ソシエダはアノエタにデポルティーボ・ラ・コルーニャを迎えます。かつて2000年にラ・リーガを制し、2004年には欧州チャンピオンズリーグでベスト4に進出するなど「スーペル・デポル」として欧州中を震撼させた名門が、2018年の降格や3部相当(Primera RFEF)への転落という長きにわたる苦難の時期を経て、実に9シーズンぶりにアノエタの地に帰還します。⚽🏛️
両チームがサン・セバスティアンで最後に対戦したのは、2018年2月2日のことでした。当時降格圏に沈んでいたデポルティーボに対し、ソシエダは5-0という圧巻のゴールラッシュで完勝を収めました。前半にイゴール・ズベルディアの見事なスルーパスからフアンミが抜け出し、最後はウィリアン・ジョゼが先制ゴールを奪うと、後半にはアシエル・イジャラメンディが直接フリーキックとミドルシュートで2得点を挙げたほか、セルヒオ・カナレス、アリツ・エルストンドもネットを揺らして大勝を飾りました。無失点勝利は前年10月以来となり、エースのウィリアン・ジョゼが今季16ゴール目に到達するなど、スタジアムに集まったファンを歓喜させました。🔥⚽
しかし、この圧勝劇は当時のソシエダにとって手放しで喜べるものではありませんでした。2016-17シーズンを欧州カップ戦出場圏内で終えて期待が高まっていた2017-18シーズンでしたが、夏の市場でユーリ・ベルチチェがPSGへ移籍し、カルロス・マルティネスの長期離脱、カルロス・ベラのMLS行き決定、さらには冬の市場直前にイニゴ・マルティネスが宿敵アスレティック・ビルバオへ電撃移籍するなど、不穏な空気が漂っていました。デポルティーボ戦の大勝で浮上のきっかけを掴んだかに見えたものの、直後のELザルツブルク戦で敗退を喫し、チームの低迷は止まらず、翌3月にはチームを指揮していたエウセビオ・サクリスタン監督とロレンスポーツダイレクターが解任される事態となりました。結果的にこの大勝は「エウセビオ体制最後の歓喜」となり、その後のイマノル・アルグアシル暫定監督の就任とロベルト・オラベ新体制への移行という、現在の黄金期の礎となるクラブの大きな転換点へと繋がっていったのです。🔄📜 (via Diario Vasco)