アグスティン・ヒアイ アトレティコ・マドリードが右SBの補強候補として関心
アトレティコ・マドリードが、パルメイラスに所属する22歳のアルゼンチン代表右サイドバック、アグスティン・ヒアイの獲得に関心を示し、今後の動向を追っている。右サイドバックのレギュラーであったナウエル・モリーナがローマへ移籍したことにより、同ポジションの補強が緊急のテーマとなっているためだ。
アトレティコとヒアイの関係は今回が初めてではなく、3年前に選手がサン・ロレンソに所属していた際、当時のSDアンドレア・ベルタが約500万ユーロでの獲得を目指した。しかし、800万ユーロを提示したブラジルのパルメイラスに競り負けた過去がある。その後、順調に成長したヒアイには今年8月にナポリから1300万ユーロのオファーが届いたものの、クラブ側は重要な戦力であるとして即座に拒否したという。
現在、パルメイラスは次の移籍市場における放出価格を2000万ドルから2500万ドルの間に設定している。アトレティコだけでなく、マンチェスター・ユナイテッド、ミラン、ナポリといった欧州の強豪クラブもスカウトを派遣して関心を示しており、獲得レースは熱を帯びつつある。
アトレティコでは現在、マルコス・ジョレンテが右サイドバックの位置で素晴らしいパフォーマンスを見せて定着しているものの、本職の守備的サイドバックの枚数が明らかに不足している。ヒアイはアルゼンチンの世代別代表で主将を務めた実績を持ち、2026年3月にはフル代表にも初招集された。さらに9月30日に行われたボリビア戦をはじめ、ブルキナファソ戦やベナン戦でもスタメン出場を果たし、代表チーム内での評価を急速に高めている。
同ポジションではナウエル・モリーナやゴンサロ・モンティエルといった先輩選手たちがひしめき合っているが、代表監督のリオネル・スカラーニからは高い信頼を得ている。将来的な成長の伸びしろを含め、アトレティコにとっても即戦力かつ将来の資産として申し分のないターゲットとなっている。
つまり、アトレティコは過去に取り逃した逸材に対して、移籍金が高騰した現在でもなお再投資を検討せざるを得ない状況にあるということだ。競合クラブとの激しい争奪戦を制することができるかが、今後のサイドバック補強の成否を握っている。(via ElDesmarque)