審判マニュアルの厳格規定と18ヶ月前の前例との二重基準問題

📖 審判委員会(CTA)が開幕時に全クラブへ配布した最新マニュアル「CARD」によれば、ビジャレアル戦でのイシドロ・ディアス・デ・メラ主審によるビニシウスの退場判断は完全に規則に合致しています。マニュアルでは「ボールを争っていない局面、あるいは無関係な場面で過剰な力や暴力的行為を用いること」を暴力行為と定義し、赤カードの対象例として「肘打ち、頭突き、パンチ、ビンタ、首掴み、押し、蹴り、噛みつき、そして髪引っ張り」を明記しています。

⚠️ しかし、今回VAR室から主審を呼び出したアレハンドロ・ムニョス・ルイス審判の過去の判断との間に重大な矛盾が指摘されています。ムニョス・ルイス審判は18ヶ月前(2025年4月19日)のマジョルカ対レガネス戦で主審を務めた際、ダニ・ロドリゲスがネヨウの髪を引っ張った全く同種の行為を目の前で視認しながら、イエローカードの提示にとどめていました。

🔍 当時も規則上は「過剰な力や暴力的行為」とみなせばレッドカードを出すことが可能でしたが、イエローと判断していました。2026年8月にCTAが発表した新マニュアルにより、強度や動き、リスクの評価が具体化されたとはいえ、同一の審判が18ヶ月で異なる基準を適用したことに対し疑問の声が上がっています。なお、規律委員会の判断が「プレイ中の判定」となれば1試合(130条)、「プレイ外の暴力行為」となれば2試合(121.1条)の停止となり、後者の場合はセビージャ戦およびクラシコを欠場することになります。 (via Mundo Deportivo / MARCA)