右膝のダブル断裂を負ったパトリク・メルカードの違約金300万ユーロを巡るFIFA提訴の危機
今年2月、セビージャとの間で「ボーナス込み総額600万ユーロ(一部エクアドルメディアは800万ユーロと報道)」での獲得が原則合意に達していた、エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェに所属する22歳のエクアドル代表MFパトリク・メルカード。
しかし、3月に右膝の前十字靭帯と内側半月板のダブル断裂という致命的な大怪我を負い、手術を行いました。当初の見積もりでは復帰が2027年初頭になるとされていたため、当時のSDであったAntonio Cordón氏は『原則合意はあるものの、メディカルチェックでの不合格を条件に、一方的に合意を破棄できる免責条項が存在している』と明かし、獲得のキャンセルを示唆していました。
これに対し、インデペンディエンテ・デル・バジェのSantiago MoralesGMは、すでにDel Nido Carrasco会長がポルトガルにおいて正式な労働契約にサインを交わしていることを根拠に、メディカル不合格による一方的なキャンセルは無効であると猛反発。もしセビージャが移籍を拒否した場合、FIFAの法廷に提訴し、違約金として300万ユーロをセビージャに請求する構えを見せています。
ナバロSDは『合意には守秘義務があり、特定の条件が満たされない限りは何も決定できない』と冷静に嵐が過ぎるのを待っています。しかしながら、メルカード自身の回復ペースが予想を遥かに上回っており、今年10月には完全にピッチへ戻れる見込みであることから、セビージャは違約金トラブルを回避するため、当初の600万ユーロから大幅なディスカウントを条件とした「減額での再交渉」を仕掛ける可能性を裏で探っています。(via Estadio Deportivo)