難航する放出作戦と新ストライカー候補
デコSDは夏の市場に向けて補強リストを作成しているが、資金捻出のための選手放出が暗礁に乗り上げている。現在、誰もクラブを去りたがらない状況だ。基本構想から外れているのは、ジローナにレンタル中のマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンをはじめ、イニャキ・ペーニャ、アーロン・ヤコビシュヴィリ、アンス・ファティ、エクトル・フォルトのレンタル組である。ヴォイチェフ・シュチェスニーが退団し、第2GKが獲得できない場合に限り、GKの一人が残る可能性がある。アンス・ファティはモナコが買い取るか不透明であり、フォルトは売却かトレードの駒として扱われる。テア・シュテーゲンに関しては、フェリックス・マガト氏が『彼がワールドカップ前に最高の準備状態に達するのは難しいと思う。彼が素晴らしいGKであることに疑いの余地はないが、最近はあまり運がなく、それがドイツ代表でのチャンスに影響を与える可能性がある』と厳しい見方を示している。契約更新のオファーが出ているロベルト・レヴァンドフスキとアンドレアス・クリステンセンも、退団の可能性がある。レヴァンドフスキには現状の50%の固定給に個人ボーナスを加えた1年契約が提示されているが、クラブに条件を引き上げる意思はない。本人はフリック監督と話し合う予定だが、スタメンが確約されないことを理解している。クリステンセンは更新に合意しておらず、他クラブからのオファーを受け入れる公算が大きい。また、出場機会のないマルク・カサドは売却候補であり、アレハンドロ・バルデに対するオファーも聞く用意がある。彼らの代理人であるジョルジュ・メンデスは、ジョアン・カンセロの完全移籍資金を捻出する必要性を理解している。マンチェスター・ユナイテッドからレンタル中のマーカス・ラッシュフォード(手取り年俸1800万ユーロ、買取オプション3000万ユーロ)については、本人は減給にオープンだが、バルサはレギュラーではない選手への投資としては高すぎると判断しており、大幅な減給かレンタル延長でしか残留を認めない方針だ。こうした中、本命のフリアン・アルバレス獲得が困難な場合の「低コスト」なストライカー候補として、RCDマジョルカのベダト・ムリキ(31歳)が浮上している。1.94mの長身で空中戦に強く、契約解除金は4000万ユーロだが、マジョルカの順位(現在15位)次第では安価に獲得できる可能性がある。さらに、アトレティコ・マドリードのアレクサンデル・セルロート(30歳)もリストアップされている。セルロートはバルサ戦で通算15試合7ゴール3アシストを記録しており、CL準々決勝でもバルサを苦しめた張本人である。(via SPORT, MARCA, Mundo Deportivo)