ヘタフェCF
ヘタフェCFは、ホーム開幕戦において昇格組のラシング・サンタンデールを1-0で破り、本拠地コリーセウムに詰めかけたサポーターに、今シーズン最初の最高の歓喜をもたらしました。(via Estadio Deportivo)
試合の主役となったのは、ヘタフェの絶対的な正守護神であり、この試合でラ・リーガにおける192試合連続先発出場という前人未到の偉大な歴史的記録に並んだデヴィッド・ソリア選手でした。試合が0-0の緊密な状態で推移していた77分、ヘタフェはディフェンスのサバ・サゾノフ選手がエリア内で相手のサリナス選手に対してファウルを犯したとしてペナルティキックを手痛く献上。しかし、ソリア選手はキッカーであるアンドレス・マルティン選手のコースを完璧に読み切り、神がかったワンハンドセーブでシュートを阻止。スタジアムの興奮は最高潮に達しました。(via SPORT / ElDesmarque)
そのわずか4分後の81分、守護神のスーパーセーブに呼応した攻撃陣が爆発しました。ラモン・テラッツ選手との美しい連携から、アンドレス_ガルシア選手が右サイドを猛烈なスプリントで突破し、エリア内へ正確無比なクロスを供給。これにファーサイドから走り込んだエネス・ウナル選手が、ふくらはぎの痛みを完全に忘れたかのようなアグレッシブなボレーで合わせ、値千金の決勝ゴール(1-0)を突き刺しました。ウナル選手にとっては、実に1000日以上ぶりとなるラ・リーガでの復活のゴールとなりました。(via Marca)
ホセ・ボルダラス監督は、試合後の記者会見において、この偉大な復活劇と勝利を喜びつつも、メディアからのペナルティキックを巡る質問に対し、以下のようにユーモアと鉄の規律を込めて語りました。
『あのペナルティキックの判定について、私から何か具体的な意見を言うつもりはありません。なぜなら、何かを語れば、決まって「ボルダラスがまた審判に対して不平不満を漏らしている」とメディアに書かれ、不要な論争に巻き込まれるだけだからです。それよりも、この過酷な日程の中で、ふくらはぎに強い不快感を抱えながら、最後の瞬間まで戦う姿勢を貫いてゴールを奪ってくれたエネスのプロフェッショナリズムを、私からは誇りに思います』。
また、ボルダラス監督は、プレシーズンで大怪我を負った新星ミッドフィルダー、クリスタントゥス・ウチェ選手に対し、スタジアム全体で捧げる勝利であることを力強く語りました。(via AS)
ラシング・サンタンデール
1部復帰を果たしたラシング・サンタンデールは、敵地コリセウムでのヘタフェCF戦において、ゲームの大部分で主導権を握ってパスワークを展開したものの、77分に得た最大のチャンスであるペナルティキックを相手守護神のソリア選手に阻止され、その直後に一瞬の隙を突かれて失点し、0-1の惜敗を喫しました。(via Marca)
試合中、最もメディアの注目を集めていたのが、今夏にレアル・マドリードへの完全移籍合意が囁かれている19歳の天才司令塔ミッドフィルダー、セルヒオ・マルティネス選手の去就問題でした。マルティネス選手は先発メンバーに名を連ね、前半45分間にわたってピッチを縦横無尽に走り回ったものの、ハーフタイムで新加入のイヴァン・マルティン選手と交代を告げられました。ホセ・アルベルト監督は、この交代が噂とは一切関係のない純粋な戦術的選択であることを強調しました。
『セルヒオは前半、チーム全体のコンセプトの中で非常に素晴らしいパフォーマンスをこなしていた。彼をベンチに下げたのは、後半に向けて攻撃のギアをもう一段上げるための純粋な戦術的判断に過ぎない。彼の頭は今も100パーセント、ラシングのプロジェクトとゲームに向けられており、私は彼の態度やピッチでの姿勢に対して一ミリの不満も抱いていない』。(via Estadio Deportivo)
また、交代の場面では、63分にピッチを退くよう指示されたベテランミッドフィルダーのセルヒオ・カナレス選手が、自身の交代決断に対して激しい不満を露わにし、テレビカメラの前でカギ括弧に値するほど強く不満を吐き出すエモーショナルなシーンが放映され、物議を醸しました。カナレス選手はベンチに戻る際、自身の悔しさを露わにしつつも、試合後にはチームの団結を最優先とする声明を口にしました。(via Mundo Deportivo / MARCA)