親友の死を胸に闘うタイリス・ドラン!背番号24に込めたレガシーとフットボールへの救い

開幕戦で素晴らしいゴールを奪い、早くもサポーターから「ドランジーニョ」の愛称で親しまれているタイリス・ドランが、自身のキャリアや精神面、誠実な想いを明かしました。

ドランにとって、背番号24は単なる数字ではなく、あまりにも重く尊い意味を持っています。彼は『エスパニョールにとって背番号21が伝説のダニ・ハルケに捧げられた聖なるものであるように、私にとって24は生涯忘れられない親友のレガシーだ。2020年10月24日、私の親友が自ら命を絶ってしまった。彼への哀悼と敬意を忘れないための特別な番号であり、彼がこの背番号を背負ってエスパニョールで戦う私を天国から誇らしく思ってくれていると信じている』と、胸を締め付けられるエピソードを語りました。

また、過去に人生のどん底を経験した際についても『一度だってフットボールを辞めたいと思ったことはない。むしろフットボールこそが私の魂を繋ぎ止めてくれた救いだった。これまで多くの暗闇や苦悩をフットボールを通じて経験してきたが、それを乗り越えたことで私の心は以前よりも遥かに強くなった。今ではどんな困難が立ちはだかろうとも克服する自信がある』と語り、フットボールが人生の光であったことを強調しました。

今シーズンは左サイドでの起用により自由を得ており、『昨季は右ウイングに張り付く役割が多くてゴールに絡むチャンスが少なかったが、左サイドであれば中央へ切り込んで積極的にシュートを打てる。今の役割に凄く手応えを感じており、もっとチームに貢献したい。ファンをワクワクさせる美しいフットボールを見せたい』と語っています。マドリード戦で相まみえるイギリス代表の親友ジュード・ベリンガムとの対決についても『ベリンガムは超一流の選手だが、対戦するのが今から本当に待ち遠しい。完璧な試合をすれば、相手がマドリードであっても勝てると信じている』と、不屈の闘志を見せています。 (via MARCA)