ヴィニシウス・ジュニオールの髪引っ張り一発退場劇:ジョゼ・モウリーニョの猛ダッシュ祝福とクラシコ欠場危機
🟨🟥 ヴィニシウス・ジュニオールを取り巻く狂騒劇が、ベルナベウを大混乱に陥れました (via SPORT)。
代表ウィーク中にブラジル代表としてオーストラリアで2試合、インドで1試合という過酷な長距離移動と過密日程をこなして帰国したヴィニシウス・ジュニオールは、コンディション考慮と不調により、4月4日のマジョルカ戦以来約6か月ぶりとなるベンチスタートとなりました (via MARCA)。
52分にトレントとの交代でピッチに入ると、スタジアムの観客を手振りで煽りながら得意のキレのあるドリブルでビジャレアル守備陣を脅かします。そして70分、ジュード・ベリンガムが左サイドを力強く突破して中央へ折り返したグラウンダーのクロスを、ゴール前に飛び込んだヴィニシウス・ジュニオールが押し込んで2-0とする追加点を奪いました。興奮したモウリーニョ監督はテクニカルエリアを飛び出し、タッチライン際を爆走してコーナーフラッグ付近まで走り込み、ヴィニシウス・ジュニオールと抱き合って大歓喜するパフォーマンスを披露しました (via Mundo Deportivo)。
しかし、歓喜は一瞬で打ち砕かれます。VARの介入によりイスイドロ・ディアス・デ・メラ主審が映像モニターを確認したところ、崩しの起点となった場面でヴィニシウス・ジュニオールがビジャレアルのDFサリバの髪の毛を強く掴んで引き倒していたことが判明。今夏に改定された競技ルール(意思を持って一定の強度で髪を引っ張る行為は一発退場対象)に基づき、2-0となるゴールは取り消され、ヴィニシウス・ジュニオールには直接レッドカードが提示されました (via SPORT)。
この判定にヴィニシウス・ジュニオールは怒りを爆発させ、狂乱状態で主審に向かって猛抗議を行いました。審判に詰め寄ろうとするヴィニシウス・ジュニオールを、チームメイト数人がかりで必死に抱え込んで抑えつけ、なんとかロッカールームへと連れ出しました (via SPORT)。
なお、代表ウィーク中にもアンティグア・バーブーダの選手2名がアングイラのアエダン・シピオの長髪を引っ張って退場処分になった事例が話題となったばかりでしたが、ヴィニシウス・ジュニオールの行為も言い逃れのできない明確な違反と判定されています (via MARCA)。
主審への激しい暴言や不服な態度を含め、ヴィニシウス・ジュニオールには2試合以上の出場停止処分が科される可能性が高く、10月25日にSpotifyカンプ・ノウで開催されるバルセロナとの「クラシコ」を欠場することが極めて濃厚となっています (via SPORT)。
ラジオ解説者のアントニオ・ロメロ氏は『規則上、髪を引っ張る行為は文句なしのレッドカードだ。ヴィニシウス・ジュニオールの軽率な失態であり、その後のジョゼ・モウリーニョの走破祝福も含めてツッパリ行為そのものだ』と厳しく非難しました。また、ビジャレアルのフアン・フォイスは試合後に『このスタジアムでは失うものはないと言う人もいるが、僕らは勝ちに来た。ヴィニシウス・ジュニオールの退場は第4審が何か言ったんだろう。映像は明確でルール通り。赤牌だ』と語っています (via Mundo Deportivo)。