ベティスに宿るマラガCFのDNA
今週末に対戦するレアル・ベティスには、かつてマラガCFの黄金期や歴史を支えた4名の人物が在籍しており、彼らがマラガCFで積み上げた試合・指揮数は合計で「301試合」に達します。
まず筆頭に挙がるのが、チームを率いるマヌエル・ペジェグリーニ監督です。2010年11月に就任した「エンジニア」は計129試合で指揮を執り、2011/12シーズンにはクラブ史上最高位となるラ・リーガ4位フィニッシュを果たし、初のUEFAチャンピオンズリーグ出場権をもたらしたクラブ史上最高の監督です。ホームスタジアムのラ・ロサレーダ近くにあるラ・ロカ地区には、彼の偉業を称えてその名が付けられたロータリーが存在します。
そして、そのペジェグリーニのもとでブレイクしたのが地元出身のイスコです。2011年夏に19歳でバレンシアから加入すると、公式戦82試合に出場して17ゴール10アシストを記録。2012年には欧州最優秀若手選手に贈られる「ゴールデンボーイ」を受賞し、スペイン代表デビューも果たしました。
さらに、下部組織ラ・アカデミア出身のパブロ・フォルナルスは、2015年にトップチームデビューを果たし、4部相当のテルセーラから1年足らずでスペイン代表へ上り詰めた逸材で、通算63試合に出場しました。2017年夏にビジャレアルへと移籍する際には契約解除金の支払いを巡って当時のアル・タニ会長との間に激しい対立が生まれた経緯もあります。
最後に、2016/17シーズンにレアル・マドリードからのレンタルで27試合に出場したディエゴ・ジョレンテも重要な存在です。
現在チャンピオンズリーグでも無敗を維持するベティスの強さの根底には、間違いなくこの「マラガDNA」が息づいており、かつての愛着と宿敵としての意地が交錯する注目の古巣対決となります。(via SPORT)