プレシーズンマッチでウルブスに逆転勝利、今夏初白星を飾る

レアル・ソシエダはイングランドでのプレシーズンキャンプの一環として、モリニュー・スタジアムでウォルバーハンプトン(ウルブス)と対戦し、1-2で逆転勝利を収めました。ポーとの非公開試合、ラシン・サンタンデールとの引き分けを経て、これが今夏のプレシーズン初勝利となります。

試合は前半16分、ペナルティエリア内でウナイ・マレーロからのパスを受けたイバイ・アギーレのミスを突かれ、ウルブスのロドリゴ・ゴメスに先制ゴールを許す苦しい立ち上がりとなりました。

しかし33分、アルセン・ザハリャンのパスをアンデル・バレネチェアが落とし、これをオーリ・オスカルソンがペナルティエリア外から見事なボレーシュートで叩き込み、同点に追いつきます。オスカルソンは直前のラシン・サンタンデール戦に続くゴールとなり、ミケル・オヤルサバルとともに先発メンバーに名を連ねるべく、ペジェグリーノ・マタラッツォ監督へ猛アピールを続けています。昨季の終盤8試合で5ゴールを挙げた好調をそのまま維持している形です。

後半に入り、マタラッツォ監督は大幅なメンバー変更を敢行します。試合を決定づけたのは82分、パリ出身のカンテラーノであるアレックス・ルバルビエでした。ペナルティエリア手前から素晴らしいシュートを突き刺し、トップチームでの居場所を求める彼にとって最高のアピールとなる逆転ゴールを記録しました。

この試合のスタメンは以下の通りです。

マレーロ、アランブル、イゴール・スベルディア、ホン・マルティン、ハビ・ロペス、エレーラ、ザハリャン、アギーレ、オチエング、バレネチェア、オスカルソン。

後半からはルペレス、ベイティア、パチェコ、アイエン・ムニョス、ルバルビエ、カルロス・ソレール、トゥリエンテス、マルシャル、ディアス、カレーラが出場しました。

ワールドカップで日本代表としてベスト32まで進出し、チームに合流したばかりの久保建英は、クロアチア代表として同じく合流直後のルカ・スチッチとともに、この試合での出場は見送られました。マタラッツォ監督は後半、この2人を除く全選手をピッチに立たせてコンディションの確認を行っています。久保建英の今後のプレシーズンマッチでの起用法やコンディション調整に注目が集まります。

(via ElDesmarque)

アイエン・ムニョスがキャプテンの一角に定着の兆し、オサスナ移籍の噂も

アイエン・ムニョスは今夏初の公開試合となったラシン・サンタンデール戦に続き、ウルブス戦でも後半から出場し、キャプテンマークを腕に巻いてプレーしました。アリツ・エルストンドが契約を更新しなかったことに伴い、今季はミケル・オヤルサバル、イゴール・スベルディア、アンデル・バレネチェアとともに、4人のキャプテンの1人を担う体制になることが濃厚となっています。

ウルブス戦では守備面で大きな見せ場を作りました。枠に向かっていた至近距離からのシュートを間一髪でカットし、決定的な2失点目を阻止。攻撃面でも鋭いクロスシュートを放ち、攻守において確かな存在感を示しました。

しかし、彼のクラブでの立場は決して安泰ではありません。左サイドバックのポジションにはセルヒオ・ゴメス、ハビ・ロペス、ホン・バルダと強力なライバルがひしめいており、少なくとも1人、あるいは2人が9月1日の移籍市場閉幕までにチームを離れることになると見られています。アイエン自身も契約が残り1年となっているため、去就が疑問視される状況が続いています。地元クラブであるオサスナが少額の移籍金での獲得を狙っているという噂が絶えず、今後の移籍市場の動向から目が離せません。

(via MARCA)

放出候補のアルセン・ザハリャンが残留希望を明言

現在イングランドでのプレシーズンキャンプで汗を流しているアルセン・ザハリャンですが、彼自身は放出候補として名前が挙がっています。23歳でクラブでの3シーズン目を迎えるにあたり、フロント陣は彼の成長が停滞していると判断しており、キャリアの妨げにならないよう移籍先を探している状況です。

しかし、本人は地元メディアのインタビューに対し、いかなるシナリオも排除しないとしつつも、クラブへの強い残留希望を口にしています。

『難しい質問です。私はこのチームに満足しています。クラブのスタッフ、チームメイト、ファン...全員が良い人たちで、彼らと一緒に働けて幸せです。ここを離れたくはありませんが、ピッチ上で自分のクオリティを証明しなければならないので、このプレシーズンでそれに挑戦するつもりです。しっかり準備を整えたいです』

また、自身の去就について、エリック・ブレトス・スポーツディレクターやペジェグリーノ・マタラッツォ監督とはまだ直接の話し合いをしていないことも明かしました。

『監督ともエリックともその件については話していません。日々のトレーニングに集中しています。正直なところ、将来のことはあまり考えすぎていません。起こるべきことが起こるでしょうが、私は自分自身に集中し、チームを助け、良いコンディションを保ち、全力を尽くすだけです』

今夏のプレシーズンマッチを通じて、彼がマタラッツォ監督の信頼を勝ち取れるかどうかが大きな鍵となります。

(via ElDesmarque)

左サイドバック補強候補だったオソの獲得は見送り

セビージャに所属する22歳の左ウイングバック、ホアキン・マルティネス・ガウナ(通称オソ)について、レアル・ソシエダがビジャレアルとともに獲得に関心を示していると報じられていましたが、最終的に具体的なアプローチや獲得への動きには発展しませんでした。左サイドバックに多数の選手を抱えているクラブの現状が、この決断の背景にあると考えられます。

(via Estadio Deportivo)

ラ・リーガ初戦はアウェイでのベティス戦に決定

レアル・ソシエダのラ・リーガ初戦となる試合は、8月21日21時00分より、セビージャのカルトゥハ・スタジアムでレアル・ベティスと対戦することが正式に決定しました。この試合は本来第2節にあたりますが、ベティスの第1節が延期された関係で、両チームにとって序盤の重要な一戦となります。

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

ウルブスへの鮮やかな逆転勝利でプレシーズンに勢いがつき、オスカルソンや若手ルバルビエの活躍が光りました。一方で左サイドバックの熾烈なポジション争いに伴うアイエンのオサスナ行きの噂や、ザハリャンの残留アピールなど、開幕に向けて選手たちの生き残りをかけたアピールが続いています。W杯帰りの久保建英の今後の実戦復帰にも大きな期待が寄せられます。