フリアン・アルバレス獲得レースにおけるクラブの静観スタンス
🇦🇷 アトレティコ・マドリードからの退団を熱望する発言をして移籍市場を揺るがしているアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスについて、レアル・マドリードは現在、事態を完全に保留し、遠くから静観する構えをとっています。
先月、フロレンティーノ・ペレス会長は選挙公約の目玉として、アトレティコに対して1億5000万ユーロという破格のオファーを提示しました。しかしアトレティコ側は、同じ街の永遠のライバルを強化するような売却はあり得ないとして、これを即座に拒否しました。この回答を受け、マドリードの経営陣はフリアン・アルバレスの獲得作戦を一旦終了させています。
その後、アルバレス自身がオーストリア戦の勝利後に『移籍するのが全員にとって最善だ。自分の夢を叶えたい』とバルセロナでのプレーを熱望する発言を行い、事態は新たな局面を迎えました。アトレティコはこの発言やバルセロナの裏工作に激怒していますが、マドリードはこの混乱を冷ややかに見つめています。
一部の報道では、マドリードのフロントは『バルセロナには我々が提示した1億5000万ユーロと同等の金額を支払う財力はない』と分析しており、最終的にはアルバレスの態度に手を焼いたアトレティコが、自らマドリードに彼を売却せざるを得ない状況に追い込まれると確信していると伝えられています。
現在のマドリードのスポーツ部門は、アルバレスに対して新たなアプローチを行う予定はなく、他のターゲットに注力しています。中盤の補強としてチェルシーのエンソ・フェルナンデスが挙げられていますが、チェルシーの要求額が1億4000万ユーロと高額なため難航しています。また、バイエルン・ミュンヘンのウィンガー、マイケル・オリーズも最大のターゲットの一人ですが、バイエルンが契約延長と大幅な昇給を用意して慰留に努めているため、こちらも極めて困難なミッションとなっています。
マドリードは、すでに1億5000万ユーロのオファーを提示して自分たちのカードは切り終えたと考えており、今後の展開において予想外のどんでん返しがない限り、夏の移籍市場の動向を冷静に見守るスタンスを貫く方針です。(via SPORT)