カルロス・アルバレスが海外移籍へ秒読み!レバンテ提示の契約延長オファーを拒否しMLSなどが浮上

サンルーカル・ラ・マヨール出身の若き才能、カルロス・アルバレスは現在、レバンテに残留するよりも海外のクラブへ移籍する可能性が極めて高くなっています。

具体的な移籍先として、アメリカ・プロリーグのMLS(メジャーリーグサッカー)への挑戦という魅力的な選択肢が浮上しています。レバンテ側は、チームの命運を握る彼の流出を阻止するため、給与面をはじめとする待遇を大幅に改善した契約延長オファーを提示しました。しかし、彼自身にこの提案を受け入れて2027年6月以降もクラブにとどまる意思はなく、交渉は完全に決裂。現在は移籍リストにその名を連ね、退団へのステップを進めています。

今シーズン、彼はリーグ開幕戦のエスパニョール戦で前半45分間プレーしたのみで、以降はピッチから遠ざかっています。ルイス・カストロ監督は彼のベンチ外について戦術的な決定であると強調していますが、退団に向けた動きが水面下で加速していることは間違いなく、Orriolsのクラブからの旅立ちへの扉は大きく開かれています。 (via Cadena SER)

レバンテの移籍金要求額は1000万ユーロから!市場価値は1500万ユーロで今夏が売却のラストチャンス

カルロス・アルバレスとレバンテの現行契約は2027年6月までとなっています。彼が契約延長を拒否した今、レバンテにとって今夏の移籍市場は、契約満了によるフリー移籍を避け、高額な移籍金(トランスファーフィー)を獲得できる実質的に最後の機会となります。そのため、クラブ側も他クラブからの売却打診に本腰を入れて耳を傾ける決断を下しました。

レバンテが交渉を開始する最低ラインとして設定した金額は、1000万ユーロ(約10M€)以上。彼の契約に設定されている契約解除違約金(バイアウトクローズ)は2500万ユーロですが、大手移籍専門サイトにおける現在の市場価値評価は1500万ユーロとなっています。クラブは市場価値に近い金額での取引を目指しており、この夏の間に合意に達することを目指して水面下で交渉を急いでいます。 (via ElDesmarque)

セビージャFCが移籍の行方を注視!将来の売却条項30%により臨時ボーナスとサラリーキャップ枠拡大の好機

カルロス・アルバレスの移籍に向けた一連の動きを、最も熱心に見守っているクラブがあります。それは彼の古巣であるセビージャFCです。現在、セビージャは深刻な財政難に直面しており、アルバレスの移籍によって得られる臨時の分配金に大きな期待を寄せています。

アルバレスは2023年にセビージャからレバンテへと移籍金なしのフリーで加入しましたが、その際にセビージャは将来的な売却時に移籍金の一部を受け取る契約を交わしていました。この分配比率は最初の2年間が40%、3年目が30%となっており、現在は移籍3年目にあたるため30%が適用されます。これにより、レバンテが他クラブと合意した移籍金のほぼ3分の1がセビージャの懐に転がり込むことになります。

もしアルバレスが市場価値である1500万ユーロで他クラブへ移籍した場合、セビージャにはその30%にあたる450万ユーロが分配されます。この金額はラ・リーガの財務判定において、純粋な売却益(プラスバリア)として満額が評価対象になります。

ラ・リーガの選手登録費用制限(サラリーキャップ)の規定に従うと、この売却益の20%に相当する約90万ユーロが、セビージャの限界年俸枠に直接上乗せされる仕組みです。決して巨額ではありませんが、現在セビージャが取り組んでいるいくつかの補強交渉での停滞を打開する、極めて貴重な後押しとなります。セビージャはこの恩恵を、次の冬の移籍市場以降で受け取ることになります。

なお、このルールは、同じくセビージャがレアル・マドリードから受け取る可能性があるアレクシス・シリアのデビューボーナス(300万ユーロ)に対しても同様に適用される予定です。プレシーズンで有望な動きを見せ、直近3試合はトップチームのベンチ入りを果たしているシリアがデビューすれば、セビージャにさらなるサラリー制限枠の緩和をもたらすことになります。 (via ElDesmarque)

同僚ロヘル・ブルゲが送る涙の賛辞『昇格のヒーローであり、最高の形で送り出すべき存在』と退団を容認

レバンテのチーム内部やサポーターたちの間では、直近数シーズンでクラブ最大のアイドルであり、昨季の悲願であった1部リーグ昇格の絶対的ヒーローであるカルロス・アルバレスの旅立ちを静かに受け入れ、送り出す心の準備が始まっています。

先週土曜日のベティス戦で5-2という歴史的大勝の主役となり、自身も復活のヘディング弾を含む2ゴールを挙げる大活躍を見せたロヘル・ブルゲは、試合後のインタビューでアルバレスに対する心温まる賛辞を語り、彼の存在の大きさを称えました。

『カルロスはレバンテそのものです。子供の頃からここにいて、難しい時期にやってきて、僕たちを昇格へと導いてくれました。僕たちが今プリメーラ(1部)にいるのは、大部分が彼のおかげです。クラブ史上最も重要なゴールのひとつを決めたのも彼です。もし退団するなら、彼はレバンテから最高の形で送り出されるに値します。本当にトップクラスの選手で、信じられないほど素晴らしい人間です』

このように、苦楽を共にしてきた同僚からも最大限の敬意と愛を持ってその背中を押されており、移籍が現実のものとなった場合でも、彼はOrriolsのファンから温かい拍手とともに送り出されることになるでしょう。 (via ElDesmarque)

【本日の総括】

レバンテの未来を背負うと期待された若きアイドル、カルロス・アルバレスの海外移籍がいよいよ秒読み段階に突入しました。クラブが提示した破格の契約延長オファーを拒否し、1000万ユーロ以上の移籍金を巡って交渉が進められる中、古巣セビージャも分配金による財政支援に大きな期待を寄せています。昇格の立役者に対するチームメイトの深い愛情とリスペクトが示す通り、彼は最後まで愛されながらクラブを去る道を進んでいます。