レオ・ロマンの去就

マジョルカのGKレオ・ロマンが、この夏の移籍市場でチームを離れる次の選手になる可能性が高まっています。ここ数週間、ローマやレアル・ソシエダといったクラブが新天地の候補として挙がっていましたが、ここにきてセリエAの2大巨頭であるミランとインテルが獲得の可能性を探っています。

今シーズンのレオ・ロマンは、プリメーラのクラブで初めて絶対的なレギュラーとしてプレーしました。シーズン前半戦は空中戦などを中心にチームに痛手となるミスがあり、期待されたほどの安定感を見せられない時期もありました。しかし、マルティン・デミチェリス監督が就任して以降、ソン・モイスのファンは再び彼の素晴らしいパフォーマンスを楽しめるようになりました。オビエドへレンタル移籍していた2023-2024シーズンのセグンダ・ディビシオンで開花させたアジリティと反射神経、そして純粋な猫のような動きを取り戻したことが、マジョルカが彼を呼び戻す決定打となりました。

シーズン終盤に見せたこの高いレベルのパフォーマンスにより、ワールドカップ直前の親善試合に向けたルイス・デ・ラ・フエンテ監督の代表候補リストに名を連ねました。そして実際に、6月4日に行われたスペイン対イラクの試合で数分間ながらもピッチに立ち、イビサ島出身の選手として史上初めてスペイン代表のユニフォームを着てデビューを飾るという歴史的な快挙を成し遂げました。マジョルカの所属選手がスペイン代表としてプレーするのは、2008年のフェルナンド・ナバーロ以来、実に18年ぶりの出来事でした。何年も前から素晴らしい未来が待っていると期待されていましたが、このスペイン代表でのデビューがミランやインテルといったビッグクラブのレーダーに引っかかる決定的な要因になったと見られています。

レオ・ロマンは2020年にペーニャ・デポルティーバやイビサ・サン・ラファエルといった地元のチームで活躍した後、マジョルカのBチームに加入しました。トップチームの壁を破るのには多大な苦労を伴いましたが、オビエドでの成功体験が彼を第2GKとして定着させるきっかけとなりました。昨夏、マジョルカは彼に賭けるためにドミニク・グレイフを売却するという決断を下した経緯があります。

現在の彼の契約は2030年までとなっており、契約解除金は1200万ユーロに設定されています。彼の移籍が実現した場合、来季のラ・リーガ・ハイパーモーション(セグンダ・ディビシオン)を戦うマジョルカにとって、新たな補強に向けた非常に魅力的な資金を得ることになります。マジョルカに彼を売却する義務はないものの、サッカーの歴史において最も重要なクラブの2つであるミラノの王様たちに狙われている現状では、慰留するのは非常に困難と見られています。(via MARCA)