ラ・リーガ第36節レアル・ベティス戦の試合結果と対戦相手陣営の動向

先週の火曜日に行われたラ・リーガ第36節で、エルチェCFはレアル・ベティスと対戦し、敗戦を喫しました。このエルチェCFとの試合に勝利したことで、対戦相手のレアル・ベティスは21年ぶりとなる来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を数学的に確定させるという歴史的な快挙を成し遂げています。

この試合の中で、ベティス陣営には複数の動きが発生しました。クチョ・エルナンデスとディエゴ・ジョレンテの両選手は、ロス・イリシタノス(エルチェCFの愛称)との激しいマッチアップの中で今季5枚目となるイエローカードを提示されました。これにより、彼らは次節を累積警告による出場停止で欠場することが決まっています。また、別の試合で退場処分を受けていたベティスのアイトール・ルイバルは、このエルチェCFとの一戦で1試合の出場停止処分を消化しています。

(via Estadio Deportivo)

勝ち点39で迎える熾烈な残留争いと第37節ヘタフェCF戦の展望

現在、ラ・リーガは残り2節となり、エルチェCFは勝ち点39を獲得しています。同じ勝ち点39にはレバンテUDやRCDマジョルカが並んでおり、勝ち点40のデポルティーボ・アラベスやジローナとともに、降格圏を巡る非常に熾烈な争いの渦中にいます。

第37節は日曜日の午後7時から全試合同時刻開催で行われます。エルチェCFはホームに、勝ち点48でUEFAカンファレンスリーグ出場権(8位)を争っているヘタフェCFを迎えます。エルチェCFが自力で残留の可能性を残すためには、上位進出を狙う強力なモチベーションを持つ相手に対し、この試合で何としても勝ち点を積み上げる必要があります。

(via SPORT)

最終節ジローナとの直接対決とバレンシアに対する当該成績の優位性

残留争いが複雑に絡み合う中、勝ち点が並んだ場合の直接対決の成績(タイブレーク)が重要になります。エルチェCFは、現在勝ち点43で残留を確定させようとしているバレンシアCFに対して、直接対決の成績で優位に立っています。もし複数のチームが勝ち点で並んだ場合、バレンシアCFはエルチェCFに対して分が悪いため、エルチェCFの存在が他クラブの残留条件に大きな影響を与えています。

さらに、ラ・リーガ最終節(第38節)では、降格を争うライバルであるジローナとの直接対決が組まれています。この両者が直接対戦するということは、両チームが同時に勝ち点3を獲得することが不可能であることを意味します。この事実もまた、バレンシアCFをはじめとする他クラブの残留計算において極めて重要な要素として機能しています。

(via SPORT)

デポルティーボ・アラベス監督が語るエルチェ戦の記憶

他クラブの監督からもエルチェCFに関連する発言が出ています。デポルティーボ・アラベスのキケ・サンチェス・フローレス監督は、すでに降格が決定しているレアル・オビエドとのアウェイ戦に向けて、選手たちに一切の妥協を許さない姿勢を求めています。降格が決まった相手が誇りや反骨心を見せてくる非常に困難なシチュエーションを想定する中で、過去のエルチェCFとのアウェイ戦での経験を引き合いに出しました。

同監督は『私たちは、居心地の悪い不快な状況を乗り越えることができるかどうかが試される舞台に向かうことになります。すでにエルチェでも起きたことですが、今回もそうした種類の試合になることを予想しています』と長く語り、エルチェCFがホームで見せた執念や難しい試合展開を教訓として選手たちに伝えています。

(via Estadio Deportivo)

エルチェCFを巡る「エレベーター効果」の指摘

スペインサッカー界の状況を語るトピックの中で、エルチェCFはレバンテUDやレアル・オビエドとともに、1部と2部を頻繁に行き来するいわゆる「エレベーター効果(エレベータークラブ現象)」を象徴するクラブの一つとして名前が挙げられています。現在も1部残留を懸けたギリギリの戦いを続けており、この現象を体現するようなシビアな状況下で激しいシーズンを送っていることが示唆されています。

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

エルチェCFはベティスに敗れ勝ち点39で厳しい残留争いの渦中にありますが、直接対決の優位性や最終節ジローナ戦を残す事実が他クラブの運命をも左右する鍵となっています。次節ヘタフェ戦での執念に期待がかかります。