[スペイン代表 / レジェンド] ダビド・ビジャが語る過酷な幼少期!地下800mの炭鉱で働いた父の背中と両利き覚醒のスパルタ特訓
スペイン代表やFCバルセロナ、バレンシアなどで数々のタイトルを獲得し、通算426ゴールを挙げたレジェンドストライカーのダビド・ビジャが、自身の原点となった幼少期と父親への溢れる感謝を振り返った。
アストゥリアス州の小さな炭鉱町トゥイジャで育ったダビド・ビジャは、貧しい家庭環境の中で成長した。父ホセ・マヌエル氏は家族を養うため、毎晩地下800メートルの過酷で危険な炭鉱へと潜り続けていた。炭鉱で大規模な火災が発生した際、幼いダビド・ビジャは生きた心地がしなかったが、無事に生還した父の姿を見て『父親は自分にとって永遠のヒーローになった』と語る。
4歳の頃、サッカー中に大腿骨を折る大怪我を負い、一時は足の長さが変わってサッカーを断念せざるを得ない危機に直面した。しかし父は諦めず、治療のために脚を固定されたダビド・ビジャに対し、壁に向かって左足でボールを打ち返す特訓を毎日繰り返し行わせた。父の『自分に付き合う時間のために、妹たちの時間を削っている。下手でもいいから100%の力を出せ』という厳しくも温かい指導が、後に世界を制する両利きの大ストライカーを生み出すこととなった。現在は古巣アトレティコ・マドリードの役員を務めるダビド・ビジャだが、どんな偉業よりも父から教わった誇りと努力の姿勢を宝物にしている。(via Estadio Deportivo)