[レアル・マドリード] モウリーニョ監督が直面するロッカールームの冷ややかな空気感とサポーターの限界

昨シーズン、チュアメニとバルベルデの喧嘩に象徴されるように内部分裂を起こしたレアル・マドリードのロッカールームを立て直すべく就任したジョゼ・モウリーニョ監督だが、チーム内の冷ややかな雰囲気は解消されていない。

かつてシャビ・アロンソ前監督は高度な戦術理論を詰め込んだミーティングを多用して選手から敬遠され、後を継いだアルバロ・アルベロア前監督は選手たちの不満を和らげようと好意的に接したもののキリアン・エムバペを巡る問題に対処できず退任した。モウリーニョ監督は熱いインテンシティと目標に向けた結束を掲げてチームの再建を図ったが、現時点でそのアプローチは成果を結んでいない。

首位バルセロナに勝ち点差を広げられている焦りに加え、ヴィニシウス・ジュニオールの不調やエンバペ周辺の絶え間ない騒音がチームの安定を阻んでいる。さらに、先日のセウタでのユニフォームを巡るトラブルなどもあり、サンティアゴ・ベルナベウのサポーターの忍耐は限界に達しつつある。ビジャレアル戦でも不甲斐ない戦いが続けばファンからの大ブーイングは避けられない状況となっており、モウリーニョ監督はチームを早期に掌握するという厳しい課題を突きつけられている。(via SPORT)