マルク・カサドの電撃レンタル移籍
バルセロナに所属するミッドフィールダー、マルク・カサドがデポルティーボへ期限付き移籍することで合意に達しました。今回の取引は買い取りオプションを含まない単純なレンタル移籍であり、期間は2027年6月までの1年間です。
バルセロナ側は当初、移籍金4000万ユーロ程度での完全移籍を望んでおり、トルコの複数クラブや、サウジアラビアのアル・ヒラルから提示された高額な条件が移籍先の有力候補となっていました。バルセロナのスポーツディレクターであるデコは、6月に届いた1000万ユーロのオファーを拒否し、さらなる高額売却を狙って時間をかけていました。しかし、カサド本人はバルセロナとの将来的な繋がりを維持することを強く望み、スペイン国内の第一線で戦い続けることを希望していました。
そこに、移籍市場の最終盤になってデポルティーボが電撃的にアプローチを開始。デポルティーボが提示した非常に野心的なプロジェクトが、カサドの心を捉えました。クラブは今夏、ピエール=エメリク・オーバメヤン、アダマ・トラオレ、アンヘリーニョ、レオ・ロマンといった実力者を相次いで獲得して強力なチーム作りを進めており、これに深く感銘を受けたカサドは即座に移籍を承諾しました。ドイツのバイエル・レバークーゼンも、バルサ下部組織時代の恩師であるカルレス・マルティネス監督の存在からカサドを熱望していましたが、選手放出の手続きが進まずに移籍は実現しませんでした。
カサドはバルセロナでこれまで一度も不満を表に出さず、非常にプロフェッショナルな態度でトレーニングを続けてきました。彼は近いうちにア・コルーニャへ移動し、書類交換とメディカルチェックを経て、正式に新シーズンでの一歩を踏み出す予定です。(via SPORT / AS / ElDesmarque)
ホセ・マリア・ヒメネスの獲得合意
アトレティコ・マドリードで13シーズンにわたり活躍してきたウルグアイ代表ディフェンダー、ホセ・マリア・ヒメネスのデポルティーボ加入が最終段階に入っています。アトレティコが今夏にクティ・ロメロを獲得したことで、ヒメネスはチームの5番目のセンターバックという位置づけになり、出場機会の減少が予想されていました。
アトレティコは、高給であるヒメネスを放出してニコラス・タグリアフィコを獲得するための資金的な余裕を確保したい意向があり、これによって移籍交渉が一気に加速しました。ヒメネスの年俸は非常に高額であるため、デポルティーボとアトレティコが給与を共同で負担することで合意に達しています。また、移籍に先立ちヒメネスはアトレティコとの契約を2029年まで1年間延長します。
セビージャなども関心を示していましたが、ヒメネスはすでにデポルティーボへの加入を合意しており、火曜日にはジムでの個別トレーニングを行い移籍の準備を進めていました。怪我さえなければ最高レベルのパフォーマンスを保証する実績抜群の選手であり、デポルティーボにとって守備陣の極めて強力な柱となる予定です。両クラブは現在、書類のやり取りを行っており、合意は間近です。(via MARCA / ElDesmarque)
キャプテンのホセ・アンヘルが電撃契約解除
デポルティーボは、チームのキャプテンの1人であり、まだ2年の契約期間を残していたミッドフィールダーのホセ・アンヘル・フラドとの契約を火曜日の夜に急遽解除しました。今夏、彼のもとに届いたいくつかの移籍オファーがすべて不調に終わったことを受け、両者は契約の終了を選択しました。
ホセ・アンヘルはデポルティーボでの3シーズンで通算88試合に出場し、チームをセグンダ昇格、そしてプリメーラへの連続昇格へと導く上で、ピッチ内外で極めて重要な役割を果たしました。彼は過去に、コルーニャでの昇格を決めた際に『これは私がずっと夢見ていたことだった』と熱く語っていました。
クラブは午後10時前に公式声明を出し、チームのキャプテンとしての献身、その功績とプロフェッショナリズムに対し深い感謝を表明しています。ファンからも愛されたベテランの退団は、チームやサポーターにとって非常に寂しいものとなります。(via AS)
ダニ・バルシアの冷酷な現状と「残留」の決意
若きディフェンダーのダニ・バルシアは、アントニオ・イダルゴ監督の計画から外れ、ラ・リーガ開幕3試合で一度も招集されていない厳しい現実に直面しながらも、ア・コルーニャへの残留を選択しました。今夏、セグンダの複数のクラブをはじめ、カディス、ラス・パルマス、テネリフェ、コルドバ、さらには海外のクラブからも多くの移籍オファーが届きましたが、バルシアはこれらをすべて拒否しました。
センターバックにホセ・マリア・ヒメネスのような強大な実力者が加わることが決定的になっても、彼の決意は揺るぎませんでした。バルシアは少なくとも来年1月まではデポルティーボに留まり、日々の練習で自らの実力を指揮官に証明して構想に食い込む考えです。このままでは今シーズンを完全にベンチ外で過ごす可能性もありますが、強い意志で残留を選びました。(via AS)
第4キーパーのプエルトがポルトガルへ期限付き移籍
デポルティーボで第4ゴールキーパーの立場に置かれ、ラ・リーガへの選手登録もされていなかったアンドゥハル出身の若手GKプエルトが、ポルトガル2部のペナフィエルに1年間の期限付き移籍をすることが決定しました。公式発表は市場最終日の夜11時過ぎに行われました。
ペナフィエルでは、元デポルティーボのスペイン人GKジョアン・フェメニアが退団したため、代わりとなるゴールキーパーの補強を急いでいました。なお、ペナフィエルはデポルティーボのオーナーであるエスコテト家が所有するクラブであり、この繋がりが迅速な移籍成立を後押ししました。プエルトは新天地で多くの出場機会を確保し、さらなる飛躍を目指します。(via AS)
コマスが最終盤のオファーを全拒否し残留
開幕からの招集メンバーには入っているものの、未だラ・リーガでの公式戦デビューを果たしていないディフェンダーのコマスが、移籍市場の最後の数時間に届いたオファーをすべて拒否し、デポルティーボに残留することを決意しました。彼はチームに残り、実力をアピールしてプリメーラの舞台に立つチャンスを伺います。(via AS)
【本日の総括】
デポルティーボは、市場の最終日にバルサの有望株マルク・カサドと、アトレティコのウルグアイ代表CBホセ・マリア・ヒメネスという二大ビッグネームの補強を電撃的にまとめ上げ、非常に野心的なチーム編成を完了しました。一方で、功労者でありキャプテンのホセ・アンヘルが電撃退団し、構想外のダニ・バルシアは残留を選ぶなど、激動の一日となりました。新生デポルティーボの躍進に期待が高まります。
