テア・シュテーゲンが衝撃の過去を激白、10歳で父親が蒸発し祖父が父親代わりとなった秘話を語る

今シーズン、ジローナへの期限付き移籍を経てオランダのアヤックスで再出発を図っているドイツ人ゴールキーパー、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが、ポッドキャスト番組に出演し、自らの悲痛な過去と家族の愛について極めて赤裸々に語りました。

彼が明かしたのは、10歳の時に父親が突然家族を捨てて姿を消し、それ以来一度も会うことがないまま成長したという衝撃的な事実です。しかし、テア・シュテーゲンは『とても厳しい現実のように聞こえるかもしれませんが、私には世間が想像するような喪失感や、心に大きな穴が空いたような感覚はありません』と語り、番組のホストを驚かせました。

彼はその理由について『人は、初めから存在しなかったものを失うことはできないからです。父親が不在だったことは私を傷つけるどころか、すぐそばにいてくれた母という存在の価値を誰よりも理解させてくれました』と話し、母親が自分のすべてであったと深く感謝しました。

また、彼のフットボールキャリアを語る上で欠かせないのが祖父の存在でした。祖父は、晴れ渡る暑い日も嵐のような過酷な日も、一度も欠かすことなく彼の練習への送り迎えをしてくれたといいます。テア・シュテーゲンは『年月を経て気づいたのは、おじいちゃん自身も私をサポートすることに自分の人生の意義や目的を見出していたということです。彼こそが私の父親代わりであり、常に目立たず静かに、けれど惜しみない愛で私の隣にいてくれました』と振り返りました。

現在の自身の夢については『フットボールのトロフィーを勝ち取ることではありません。自分の子供たちが、本当になりたい自分を見つけ、自由に、そして心からの本物の愛に囲まれて伸び伸びと育っていく姿を見届けること。それこそが私にとって最も素晴らしい夢です』と話し、良き父親としての温かい眼差しを見せていました。(via SPORT)