レアル・オビエド

レアル・オビエドのセンターバック、カルロス・ドミンゲスが前節SDエイバー戦で圧巻の2ゴールを挙げ、チーム最多得点者(3ゴール)に浮上した。ビゴ出身のドミンゲスは幼少期に中盤やウイング(extremo)としてプレーしていたが、セルタのカンテラ(カデテ)時代に当時の育成監督クラウディオ・ヒラルデス(現セルタ・トップチーム監督)によって身長の急伸に伴うスピード低下を見抜かれ、CBへポジション転向させられた過去を持つ。エイバー戦では前半終了間際にミケル・ゴティのシュートのこぼれ球を押し込んで勝ち越しゴールを奪うと、2-1で迎えた85分にはペナルティエリア外から強力な左足ミドルシュートを突き刺して勝利を決定づけた。今夏、25歳でセルタからのローン移籍を決断したドミンゲスは、ジュリアン・カレーロ監督の下で貴重な左利きCBとして不動の定位置を確立している。

また、同試合では今夏フリーで緊急加入した39歳の元スペイン代表FWホセ・ルイス・モラレスがオビエドでのデビューを果たし、クラブ史に名を刻んだ。モラレスはデビュー時点で「39歳2ヶ月19日」であり、2023年9月にサンティ・カソルラが樹立した「38歳9ヶ月11日」の記録を約5ヶ月更新して、レアル・オビエドの「クラブ歴代最年長デビュー記録」を樹立した。オビエドの歴代最年長デビューTOP3は、1位モラレス(39歳2ヶ月19日)、2位カソルラ(38歳9ヶ月11日)、3位ビセンテ・エンゴンガ(36歳10ヶ月12日)となる。一方でクラブ歴代最年少デビュー記録TOP3は、1位ニコ(16歳7ヶ月8日/2007年・3部時代)、2位ハイロ(16歳8ヶ月10日/2002年)、3位イバン・カスケロ(16歳10ヶ月12日/1996年・1部時代)であり、最年少2位のハイロ(1986年生まれ)が最年長1位のモラレス(1987年生まれ)より年上という奇妙な逆転現象も話題を呼んでいる。 (via SPORT)

【本日の総括】

本日のラ・リーガ・ハイパーモーション(2部)は、首位攻防戦の激変からクラブの歴史的記録、そして緻密なデータ分析まで多角的なニュースが揃いました。

最注目は631日ぶりに単独首位へと躍り出たUDアルメリアの躍進です。ガルシア・ピミエンタ監督の下で劇的な守備改善(9試合5失点・5クリーンシート)を果たし、ホーム5連勝の不敗神話を打ち立てて独走態勢を築きつつあります。一方で、下位に沈むUDラス・パルマスはデ・ラ・バレーラ監督の電撃解任とエルゲラSDの46秒会見を経て、ベテランのフアン・マヌエル・ロドリゲス暫定監督の下で守備再建を図る緊迫した局面を迎えています。

また、レアル・オビエドではCBドミンゲスの覚醒と39歳モラレスの歴代最年長デビュー記録樹立が話題を集め、レアル・バリャドリードの10年ぶり5-0大勝やマジョルカのスタメン固定への動きなど、自動昇格・プレーオフ圏を巡る上位争いは一段と熱を帯びています。ピッチ外ではCDカステリョンのアウェイチケット200枚制限に伴うFCアンドラとの摩擦や、コルドバCFの「1勝に2.15ゴールを要する」過酷なデータ構造など、2部リーグ特有の熾烈な現実が浮き彫りとなった一日でした。